#67 参戦
「いよいよ、オレンブルクとスラヴォリオ王国、そしてフロマージュ共和国との間で和平交渉が行われるらしい」
ヴォルガニア市の宿舎でその話を聞いた私は、このところ多すぎた心の負担を紛らわすべく、人気の少ない食堂で遅い昼食を食べていた。
そんな私を元気づけるためか、砲長が朗報とばかりに知らせを持ってきた。
が、私はどことなくその知らせにドライな態度を見せる。
「どうせまた、決裂するんじゃないですか?」
「やけに諦めムードだな。そんなことはないだろう。さすがに今度は、東側同盟も引導を渡された。資源入手のルートが閉ざされてしまったのだからな。オレンブルク以外の国は戦闘続行不能におちいるし、当のオレンブルクにしても、あまりにも多くのものをなくしすぎた。あの皇帝ですらも、和平に望みをかけているとのうわさだ」
砲長はそう結論付けるが、しかし今も戦闘は終わってはいない。ヴォルガリンクス奪還のためにオレンブルク軍が攻めてきたというし、必ずしも戦いを終えようという動きは見られない。
今度も何か、起きるはずだ。
先日、ラハナスト先生が唱えた予言は、まさしく和平交渉が始まろうと言うというタイミングに何かが起こり、その結果、戦争が継続されてしまうというものだった。科学的な根拠はないが、今度も何かが起こるとしか思えない。
しかし、確かに両陣営は今回、死力を尽くして戦った。世論も戦争継続に反対の姿勢を見せているし、あの暴君ですらも和平を望むといわれている。どう考えても和平以外に道はないように思える。
これをひっくり返せる事態とは、何があるだろうか?
そんな私の予想を超える何かが起こるとも考えられるし、案外今回ばかりはすんなりと和平が実現できるようにも感じられる。世間の考えも、おそらくは後者が支配的だろう。
「そういえばだが、我々は一時、王都クーヴォラに帰投することとなった」
和平交渉の話とは別に、もう一つの朗報を砲長は持ってきた。
「あの、ですが、我々はヴォルガニア公国にしばらく所属するのではありませんか?」
「その必要がなくなってきた。ヴォルガニア公国よりも北側、ヴォルガリンクスが最前線となってしまった以上、我々がここにいる必然性もない。おまけに、ヴォルガニア公国にはすでに3隻の戦艦が就役したとのことだ。彼ら自身に、この先の国のことは任せるほかないだろう」
そう砲長が論じるので、私も確かにその通りだと思えてきた。
私自身も、ここにいる間に何人もの計算士や砲撃手を育ててきた。彼らなら、うまくやってくれる。
「カルヒネン曹長殿、お世話になりました」
王都出発のその日の朝、私の元にカルリーク上等兵があいさつにやってきた。敬礼する彼に、私は返礼で応える。
「ところで、シェロベンヴァー上等兵のことは……」
「吹っ切れた、と言ったらうそになりますが、彼女のためにもこの祖国を、自身の手で守ってまいります」
「そうか」
「いつの日か、再会できることを楽しみにしております。神のご加護を」
「貴官にも、神のご加護を」
短い挨拶を交わした後、カルリーク上等兵は戻っていった。
そして、その日の夕刻。
『これより王都クーヴォラへ帰投する。繋留錘切り離せ、ヴェテヒネン、発進する!』
珍しく艦長の号令で、ヴェテヒネンは発進する。今回は単なる帰投なので、主砲弾以外の装備はない。いつも以上に身軽な船体は急上昇し、わずか数分で1500メルテに達する。そこで機関が始動され、一路、故郷へと向かう。
とにかく、今回の遠征は、心痛むことばかりであった。前回の和平交渉の機会に、さっさと交渉が開始されていたらと思うと、これほど心痛む事態に巻き込まれなくて済んだ。
ところで、本艦は今、前回よりやや北寄りの進路をとっている。
具体的には、前回はフロマージュ共和国南端の都市、シャトーヌフを経由していたが、今度はモンソレイユという北端の都市を経由することとなった。
これは、ヴォルガニア公国を支援するためにスラヴォリオ王国の北側、テッサフロリナを占拠した。この実効支配範囲を広げた結果として、ヴォルガニア公国からフロマージュ共和国とイーサルミ王国とを隔てるエラインタルハ海に直接入る航路を得る。
そこで我が艦はその実効支配地域西に進み、我が国の南端の都市、ターラスヴァーラへと向かうことになった。
その方が、短期間で祖国に入ることができる。
「げ、また酢漬けキャベツとビスケットかよ。おいマリッタ、フロマージュ製やセレスティーナ製の食い物をお前一人でがめてんじゃないんだろうな?」
その日の夕食は、イーサルミ王国の戦闘食が出された。
「私に限って、そんなことはしないわよ。チョコレートを除いて。なんだか知らないけど最近、供給が滞ってるのよ」
と、マリッタは正直に答える。私も調理場を見たが、確かにフロマージュ製やセレスティーナ製の缶詰類は減りつつある。このため、1日に一度、イーサルミ王国製の戦闘食が出される始末だ。例の硬いビスケットとの格闘も含めて。
「なんだって供給が滞るんだ? 俺たち、やつらの何倍もの仕事をしてるぞ」
「こっちが聞きたいわよ! って思ってたけど、あちらも食糧事情がかなり厳しいみたいなのよ。兵を動かし過ぎたせいで、戦闘食の供給が追い付かないんだってさ」
「フロマージュのはわかるけどよ、なんでセレスティーナ製のが減るんだよ」
「そりゃあフロマージュ軍優先だからじゃないの? それ以外にも、セレスティーナの船がスラヴォリオ王国の潜水艦にかなりやられてるって聞いたわよ」
そこでマリッタの口から、ここ最近の戦闘食事情の悪化に関する理由を聞いた。そうか、供給路を絶たれ始めたのは、何も東側同盟だけではないのだな。西側同盟も、苦しい立場に置かれている。それを聞いた我々は特に、返せる言葉もない。
となると、何のために戦っているのだろうか? ますます、この戦いの目指すべき目的がわからないなぁ。ほぼ意地の張り合いで進められている戦い、そんなもの、さっさとやめればいいのに。
翌朝を迎え、日が昇ったばかりの外を、私は起き上がって窓からのぞき込む。
海面が見えている。この一晩のうちに、スラヴォリオ王国の実効支配域を超えて、エラインタルハ海に出たようだ。
が、私はその海の上を見て、とあるものを見つけ驚愕する。
それはちょうどエラインタルハ海に面する断崖絶壁だ。しかし、この絶壁、どこかで見覚えがある。
その先、絶壁に囲われるように、あるものが見えた。それは島であるが、噴煙を上げており、それが火山であることを知る。
そういえば、エラインタルハ海には今も活動を続け、噴火のやまない火山があると聞いたことがある。
が、その火山の周辺にある断崖絶壁の風景を、どことなく私は見覚えがある。
おかしいな、こんな場所を通るのは、今回が初めてなのに。
この時は、その程度のことを思っていただけで、さほど重要な場所だとは思ってもいなかった。だが、この火山との出会いが、私にとって大いなる運命をもたらすこととなる。
「おい、どうした?」
私が外を覗いていることに、リーコネン上等兵が気付いたようだ。
「いや、今見えている地形に、どことなく見覚えがあるような気がして」
「そりゃ気のせいだろう、あんな地形、イーサルミ王国の北の方じゃよく見られる地形だぜ」
と、この時はリーコネン上等兵に一蹴された。そんなものかと思ったが、そういう地形は確かに王国北方によくあるものの、火山はない。
そのことに気付くのは、少し後のことだった。
『5時間後に、当艦はターラスヴァーラの港に入港する』
副長が、起床の合図と言わんばかりに、この後の予定を知らせてくる。5時間後には、我々は祖国の地面に降り立つこととなる。あまりなじみのない港町ではあるが、それでも祖国は祖国だ。
その日は、ようやく祖国に帰ってきたという喜びもあり、大盤振る舞いの食事が振る舞われた。酢漬けキャベツとトナカイ肉、そしてフロマージュ製のカレーとチャパティなど、ただ胃袋を埋めるためのあのビスケットや、カロリーを埋め合わせるためだけのセレスティーナ製のキャンディーなどは含まれていない。
「いやあ、こういう戦闘食ならまだ歓迎だよな」
前回は文句を漏らしていたリーコネン上等兵も、これなら文句なしのようだ。それは私も同意見ではある。
だが……どうも私は、それを味わう気にはなかなかなれない。さっき目にしたあの風景が、頭を離れない。
それにしても、どこかで見た地形だ。しかしそれが、どうにも思い出せない。リーコネン上等兵の言うように、北方の海岸を見間違えたのだろうか?
それから5時間ほどして、ターラスヴァーラ市に到着した。
ドックに船体を固定されて、ようやく地上に降り立つ。するとそこに、どこかで見慣れた制服姿の人物が目に入る。その服装を見かけた私と、横に立つ砲長が敬礼する。
「ああ、構わんよ。貴官と会うのも久しぶりだから、食事にでも誘おうと思ってな」
と、砲長を前にして露骨に私を名指しで誘うこのお方は、我が国で唯一の戦艦ロイスタバ・クーヴォラの艦長である、マルヤーナ大佐である。
が、私を名指しにして誘ったわりに、砲長にも同伴を求める。そのまま3人は、近くにあったケバブ屋に入る。
そこは個室があり、その奥の部屋に通される。なぜ、わざわざこんな部屋を選んだのか? その意図が読めぬまま、マルヤーナ艦長が口を開く。
「私の奢りだ、遠慮なく食べてくれ」
なぜか私だけでなく、砲長にまで奢るといったマルヤーナ艦長だが、この方は確かに気前はいいものの、どこか策略めいたことを感じる。
「では、お言葉に甘えて……ところで、私だけでなく砲長までお招きいただいたのには、何かわけがあるのでは?」
この露骨な質問に、マルヤーナ艦長はすぐさま返答する。
「そうだな、ここの料理が口止め料と思って、聞いてほしい。といっても、あと数日のうちに明らかになるかもしれんがな」
とマルヤーナ艦長は返答する。口止め料? あの電探並みの機密をまた打ち明けられるのだろうか。
「と、言うわけだから、王国内で正式に発表があるまでの間、黙っていればいいということだ」
「承知しました。で、その話とは何なのです?」
と、ちょうどこのタイミングで、料理が運ばれてきた。チャパティに包まれたチキンと野菜、そして独特のタレがかけられたこの料理に、久しく戦闘食ばかりを食べる生活を忘れさせてくれる。
「さて、貴官らはセレスティーナ船籍の船が多数狙われていることを知っているか?」
店員が去るのを見計らって、マルヤーナ艦長は切り出した。
「はい、それは承知しています。ですが、そのことが何か?」
ここは砲長が答えた。私は正直言うと、その話はほとんど知らない。それを聞いたマルヤーナ艦長は、こんな話をする。
「通商破壊のためにスラヴォリオ王国の潜水艦や、一部でオレンブルク艦が民間船舶を攻撃しているという話は聞いていた。このため、セレスティーナ側もとある軍船を出してきた」
「軍船、というと、戦艦ですか?」
「いや、空中戦艦の母艦、空船母艦と呼ぶ船を投入してきた」
空船母艦とはまた新しい名前だな。が、なんとなくその船のイメージは想像できる。
「カルヒネン曹長ならばわかるだろう、この船の印象は」
「はあ、なんとなくですが、タンカーをベースに飛行船の着陸と補給を可能にした艦では?」
「おおむね、その通りだ。ゆえに見た目も構造もほぼタンカーそのものだ」
「その空船母艦が、どうかされたのですか?」
「先日、エラインタルハ海で沈められた。夜間を襲われたようで、相手はオレンブルク軍の空中艦艇だったそうだ乗員の多くは空中艦、救命ボートに避難して無事だったが、それでも20人ほどが亡くなったらしい」
きな臭い話が聞こえてきたぞ。これってすなわち、新たなる動乱の兆しではないか。
「民間船ならばともかく、相手はれっきとした軍艦旗を付けた軍船だ。それを沈められたとなると、ただでは済まない。宣戦布告なしの軍への攻撃は、国際法違反だからな。だから近いうちに、セレスティーナが何かを仕掛けてくるかもしれん。そのことは、覚悟した方がいい」
軍籍にある船を予告もなしに攻撃すれば、それはすなわち宣戦布告をしてきたのと同義だ。しかも相手は、オレンブルクである。見た目は確かにタンカーであったため、民間船と間違えた公算が高い。が、そんな言い訳はセレスティーナ側には通用しない。
「その事件の直後、私の艦も海の上にいる乗員らの救出に向かったが、その時のセレスティーナ側の怒りようと言ったらなかったぞ。これまで中立の立場を取り続けてきたこの大国に、けんかを売ってきたようなものだからな。それまで厭戦ムードだったセレスティーナの世論が一気にひっくり返るかもしれん」
つまりまとめると、マルヤーナ艦長の意見は、セレスティーナ側から宣戦布告が成される可能性が高い、といっているのだろう。
「ちょっと待ってください。それでは今の和平交渉は、どうなるんです?」
「当然、決裂だろうな。西側同盟から見れば、強力な助っ人が現れた。一方の東側同盟はといえば、民間船舶を攻撃したという実感でしかなく、それをもって宣戦布告されることは、理不尽な現実を受け入れろということになりかねない。あの暴君が、それを許すとはとても思えない」
マルヤーナ艦長から述べられた事実は、せっかく終わりに向かいつつあったこの戦争が、再び拡大につながることを意味する。私はつい、呟いてしまう。
「ラハナスト先生ならば、なんというでしょうか」
「なんだ、ラハナスト先生が、何か言っていたのか?」
「実は……」
私はラハナスト先生の考えているこの戦争の行方について話をする。終わろうとするたびに、再び戦線が拡大してしまう何かが起きる。今回もまた、そのパターンになりそうだ。これではいつまで経ってもこの戦争、終わりそうにない。それを先生が懸念していると、そうマルヤーナ艦長に話した。
「なるほどな、先生はそこまでお考えであったか。いや実際、我々もいつ終わるのかと見通せないままでいる。不自然なほどいいタイミングで、戦争を続ける理由ができてしまった。これは本当に偶然なのだろうか? と私自身、考えたことがある。それだけ不自然だからな」
そう語るマルヤーナ艦長に、私はつい別の不可解現象についても語ってしまう。
「ところでマルヤーナ艦長。実は不可解極まりない現象と呼べるものを、我々も経験しているのです」
「不可解な現象を、経験?」
「はい、実は……」
我々は2度、死者と遭遇し、そこで再会した家族から、戦争を続けるよう告げられた。これは私だけでなく、砲長も見たと付け加える。
「そうなのか、マンテュマー大尉」
「ええ、嘘ではありません。ただ、そこまで考えるほどの何かがあるとは考え難いですし、しかも、この独立戦争で戦い戦死、もしくは亡くなった同胞たちばかりです。不可思議とは感じますが、不可解とまでは」
「いえ、そんなことありません! 私の父はたとえ戦争が続いていたとしても、むしろ軍から身を引けと私に言ったはずです! 普段の父からは、とても考えられない言動でした」
私が反論すると、しばらく考え込むマルヤーナ艦長。そして、我々に驚くべき話を伝えた。
「実はな、国王陛下も同じような現象に遭遇されたといっていた」
思いがけない言葉が、マルヤーナ艦長から発せられる。
「えっ、陛下が? しかし、どうしてそのことを艦長が?」
「海軍創設の際、陛下よりこのような言葉をお聞きした。その時陛下が突然『時は来た!』と叫ばれた、その後に続いて、先代よりの神託を聞いたといっていたのだ」
神託とは尋常ではないな。艦長の言葉は続く。
「王宮内を歩いていた陛下が、突如、断崖絶壁の端に立たれた。そこで逝去されたはずの先代が現れたのだと、そう申されていた」
「えっ、先代に?」
「そして先代からこう告げられた。『イーサルミ王国の独立を宣言し、オレンブルクの暴君と闘うべし』と。そこで独立戦争を決意成され、その準備に入った。ちょうどその先代が海の上に現れたから、海軍を創設せよという意味でも捉えたらしい。それで我が海軍が陛下の命によって創設された」
マルヤーナ艦長のこの言葉は、思わぬ衝撃だった。というのも、あの現象に遭遇したのは我々だけだと思っていたからだ。意外にも他の人物、特に国王陛下までがその現象の経験者であったと、私はこの時初めて知る。
「ということは、陛下がその幻影を見なければ、独立戦争はなかった、と?」
「それはわからんな。どのみち独立すべしとの声があちらこちらから出ていた時期でもある。最後のダメ押しとしては有効ではあったが、果たしてそれが決め手だったかと言われれば、何とも言えない」
と、マルヤーナ艦長はそうおっしゃるが、国王陛下ほどの意見なれば、当然、無視できないだろう。やはり陛下のご決断が決め手であり、それを促したのが陛下の見られた幻影だったのではないだろうか?
そう考えると、私の中でこの不可解現象とラハナスト先生の予言とが奇妙な一致を見せる。どちらも結果的に戦争の発端、継続に有効だったからだ。マルヤーナ艦長の話が本当であれば、だが。
「また、近いうちに会えるかな。では」
そんな話をした後、マルヤーナ艦長は自艦に戻っていった。私と砲長は敬礼し、おごってくれたことを感謝する。
「にしても、奇妙だな」
と、砲長がつぶやく。
「何が奇妙なのです?」
「先日目撃した、あの幻だ。まさか陛下も体験され、戦争の発端となっていたかもしれないと考えると、奇妙としか言いようがない」
今さら違和感を覚えたのか、この男は。もうちょっと早く気付くべきだと思うんだがな。
ともかく、それから我々はヴェテヒネンに戻り、王都クーヴォラへと出発した。一晩ほどで到着し、翌朝にはドック入りを果たした。
この王都も、ずいぶんと静けさを取り戻しつつある。以前はオレンブルクによる空爆を恐れていたが、今やオレンブルクの連中もわざわざここまでやってこない。内地があんな状態だ、そんな余裕もなくなったらしい。
というわけで、平和を謳歌している王都……とはいかず、未だに戦時下だ。軍人が多数、歩き回っているし、軍用トラックも相変わらず多い。
そんな王都だが、やはり故郷は故郷だ。私は宿舎へと向かい、自室へと向かう。
が、お約束というか、翌朝には砲長の部屋で目覚める。そうだった、そういえば生活必需品などは、ほぼすべて砲長の部屋に持ち込んでいた。もうすっかり私は砲長と一緒に暮らしていたんだった。
そして、帰投後の翌朝、私は売店へと向かう。
「はいよ、1クロナーレだよ」
相変わらず不愛想な店員から、新聞を受け取る。その一面を見て、私は目を見開いた。
そこには「セレスティーナ連合国、東側同盟側に宣戦を布告」と書かれている。
すでに、そうなるだろうと知っていた未来だ。だが、やはり驚きは隠せない。
ついに、最後の大国がこの戦争に加わってきた。もはやこの戦争は、誰にも止められないのだろうか?




