表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/9

ようこそ知識を求める者達よ


 

 あなたはある国のA級開拓者です。

 ある依頼で必要な情報を求めて、辺境の町にある図書館へと赴きました。


 * * *


 それは忘れられた土地。

 険しい山々の間にある盆地の中にある小さな町です。

 

 赤煉瓦の並木道を抜けると、大きな建物が見えてきました。

 黒の装飾が成され、建物の至る所を蔦が張っています。

 梟の掘られた木の扉を抜けた先、そこには受付があり、魔女のような老婆が座っていました


「おや。ようこそ【万象の図書館】へ」


 老婆が不気味に笑います。

 腰に下げた剣を抜こうか真剣に迷いました。


「入館料は十銀貨。払ったら入っていいよ」


 入館料を払い、さっさと奥へと進みます。

 中の空気に澱みは無く、適度な湿度と気温の風が吹いています。

 上を見上げました。

 遥か天井付近の壁際に、緑色の風精石の輝きを宿す空調機がいくつも動いています。


 埃一つ無い床を歩きます。

 時折掃除用のゴーレムとすれ違います。

 設備投資にとても感心しました。


 膨大な本と立ち並ぶ棚は迷路のよう。

 とてもわくわくしてきました。

 さて、と一息付いて。

 

 本の世界へと入って行きました。




 



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ