7:初戦闘
大変長らくお待たせいたしました。それでは、お楽しみ下さい。
刀使い→刀剣士(2019/8/31)改
<ウッドフォード>西平原フィールド
俺たちは、皆と別れてから街の外にある平原フィールドに来た。
ここに現れるモンスターは、ウサギやスライムのみでこちらから攻撃しなければ襲ってくることはないそうだ。いわゆる、パッシブモンスターである。
「よし、ここにいるモンスター達と戦闘してみよう。それに、ここではそうそう死にはしないだろう」
「了解。まずは、俺一人でやらせてくれ」
さて、初戦闘と行こうか。
最初の相手は、ウサギに決めた。ぴょんぴょん跳ね回っているが所詮は草食動物だろうから簡単にやれるはず。まず俺は、身体強化を発動しそのまま素手で殴りかかったが軽く避けられた。避けたウサギはじっとして、俺のことを見ている。今度も同じ様に殴りかかったが先程と同じ様に避けられ、更にはウサギから蹴りを腹に食らった。
「おいおい、それぐらい避けれるだろ? それに、武器があるんだからそれを使えよ」
「ウサギだから素手でも倒せるかなと思ったんだよ! 後、ゲーム初心者なんだからしかたないだろう」
「うん、知ってるよ! そんな君にいいことを教えてやろう! 此処のウサギは一見普通の草食動物だがこのゲーム内においては、肉食動物である! まぁ、それでもパッシブモンスターだがな」
…マジかよ。確かに戦闘に入ったら目つきが一瞬で変わってたな。肉食だからか?まぁ、それは置いておいて今度は刀で挑みますか。
そして、俺は一本の刀を腰から抜きそのままウサギ目掛けて斬りかかった。ウサギは案の定、俺の攻撃を躱した。俺は、すかささず突きをウサギに喰らわした。攻撃を喰らったウサギは、そのまま光に包まれ俺の前から消えた。どうやら、突きの攻撃だけでウサギのHPが無くなったみたいだ。
「おお、ようやく倒したか。ここにいるモンスターの体力は、おおよそ10ぐらいだから殆ど一撃で倒せるよ。それじゃ、パーティー組んでレベル5まで上げるぞ!」
「へぇー、それじゃ楽勝だね! 所でパーティーってどうやって組むの?」
「腹に一発もらってたやつがよく言うぜ。今から、パーティー申請を送るからパーティーに参加しますか? っていうメッセージがくるから了承をタッチしてくれたらパーティー組めるようになるよ」
なるほどね。因みにダイン曰く、パーティーは基本5人一組で組めるらしくフレンドになっていなくても組めるそうだ。ただ、誰も知らない人といきなり組むと稀にケガをすることもあるらしい。
おっ、メッセージが来たぞ。確か、了承をタッチすると組めるんだよな。ポチっとな!
「よし、これでパーティーを組めたことだしウサギ&スライム狩りじゃー! スライムには物理攻撃喰らわないから魔法攻撃よろしく!」
「おい、人任せかよ!」
「仕方がないだろう、俺は魔法取ってないんだから」
仕方がないと思いつつ俺たちは、ウサギとスライムを狩りだした。
10分後
いつの間にかダインは、ウサギ担当となり俺はスライム担当になった。仕方がないが、俺もウサギを狩りたい。スライム飽きてきたんだが…。因みにスライムには、風魔法と水魔法の初期魔法を使って攻撃をしていた。風魔法は、エア・カッターで水魔法は、アクアボールを使っている。てか、攻撃出来る魔法はそれしかなっかた。魔法を打つとき、風魔法は空中に魔法が展開されていて水魔法は、手を前に突き出したら水の塊が出た。MPは、魔力自動回復があるからあまり気にせず使えるしMPも高いからどんどん撃ってスライムを倒している。
それと、詳しい詳細はこうだ。
【風魔法】
エア・カッター 威力20% 命中50% MP5 クールタイム10秒
風の刃を作りだす単体攻撃である。
【水魔法】
アクアボール 威力20% 命中50% MP5 クールタイム10秒
水の玉を作りだす単体攻撃である。
ダインの方も頑張っているみたいだし俺ももうひと踏ん張りしますか!
30分経過
「ふぅー、ウサギ一掃完了っと! ハルー、そっちはどうだい?」
「こっちもスライム一掃したよ! 目標のレベルを越して6になったし一旦町に戻ろうよ。流石に疲れたよ」
「了解。それじゃ、ギルドにも寄って行こうぜ!」
そうして、俺達は平原フィールドを後にしてギルドに向かった。
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PN:ハルLv6
種族:獣人(妖狐)
メイン職業:刀剣士
サブ職業 :錬金術師
HP:150
MP:180
STR:15
DEX:12
VIT:9
AGI:17
INT:14
MND:8
LUK:10
ステータスポイント(12P)
スキル
【刀術Lv1】【錬金Lv1】【闘術Lv1】【危険察知Lv1】【気配察知Lv1】【身体強化Lv1】
【魔力自動回復Lv1】【鑑定Lv1】【水魔法Lv1】【風魔法Lv1】
称号
【風精霊シルフィードの加護】
最後まで読んで下さってありがとうございます。戦闘シーンを初めて描写しましたが、なかなか難しいですね…。それでは、次回更新まで暫しお待ちください。