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悪の魔王の作り方!  作者: 鳩胸 ぽっぽ
魔王ワグマの治める地
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短絡的な行動すぎたな…

 私にしては珍しく短絡的な行動をした。が、後悔はない。

 指名手配とかするならすればいいだろう。魔王軍なんだから人類に敵対するのは当たり前だ。ワグマがラスボスだとするなら私は裏ボスに近いかもしれないけど。


「お姉さんすごい! どうなってるの!?」

「ふっふー。これは秘密よ? 種も仕掛けもないもの」

「……なにしてんの?」


 魔王城に戻るとさっきの男の子がワグマに手品を見せられていた。

 手品と言えるかはわからない。子供だましか。


「あら、戻ったのね。この子に薬はもう上げたわよ。今パライゾに持っていってもらってるわ」

「そう。ならいいけど」

「その、ごめんなさいでした!」

「いいよ。今度からは奪ったりしないでね」


 私は大金の袋をワグマに渡した。


「資金なこれ」

「……ねえ、なんでこんな大金あるのよ。どうやって用意したの?」


 袋の中には金が増えていた。

 三億ぐらいになっていた。物を売って手に入っ一千万ちょい。そしてアストラ商会から奪ってきた二億九千万ちょい。それあわせて三億ちょい。

 せっかく潰したんだから金を奪っていこうと思って。


「商会を一つ潰してきた」

「……それ、予定に入ってないわよねあなたの。短絡的な行動って珍しい……」

「かっとなった。だけど、潰れて都合が悪くなるわけじゃないし、結果的にはオーライ」

「でも、いつか足下すくわれるわよ。今後は控えるように」

「わかった。気を付ける」


 自分でも短絡的な行動はダメだと思うからな。

 後先考えて行動しないといずれ泣きを見るのは自分だ。だからこそ、そうならないために考える。今回は別に構わなかったけど……。いつかこの弱みに付け込んで嵌められるかもしれない。

 だけどまぁ、大丈夫だろう。その日はその日の私が何とかしてくれる。


「まぁ、資金はしまっておくわ。それにしてもパンドラ。随分レベル上がったわね」

「わかるの?」

「あるスキルを手に入れたのよさっき。鑑定スキルっていうんだけど」

「あるんだ」

「あなた結構な人殺してきたでしょ。40近くになってるわ」

「うわ」


 人殺しても経験値は入るのか。

 へぇ。でもいいや。これがくせになるとダメだ。普通はコツコツ上げるもんだしな。決して国を一人で崩壊させたらどれぐらいレベルが上がるんだろうとか考えてないよ。本当だよ。

 でも国を混乱させてあの第二王子を嵌めてみたい気持ちもある。たとえば……どこかに閉じ込めて殺し合いをさせるとか? 生き残った奴だけ外に出してやるとか。

 

「お、お姉さんこの人怖い」

「ちょっとパンドラ。怖がらせてるわよ」

「悪い悪い。ちょっと悪いこと考えてた」

「碌なことじゃないわよね?」


 ご名答。












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笑う門には福来る!
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