お金を稼ぎたい!
高級マンションを出て、家に帰ってログインする。
あんなものを見せられたら私も黙ってるわけにはいかないな。ちょっと一儲けしたい。今の私の全財産(ゲーム内)はおよそ四千万だ。つってもいろんな素材を売りまくってとかの結果がこれだ。
これを元手に億万長者を目指す。
「さすがに詐欺で稼ぐのは嫌だしな」
詐欺には嫌な思い出がある。だから正々堂々と稼いでやろう。
「ってことでメルセウス様。この世界にない素材とかありませんか?」
「本当に突然ですね……。まあ、なくはないのですが」
「あるんですか?」
「私にしか作りだせないのがあるのでそれを作ればいいのですが、普通に上げると面白くありませんね」
「なにかクエストでも?」
タダでもらおうなんていうおこがましいことはしない。
だがしかし、創造神アトラクス様に聞いてみたが、無償でやるっていうことだった。別に減るもんじゃないし、人間界に出回らないって言うのもなんだかなぁというのと、この前たくさんのかぼちゃをくれたお礼だそうだ。
他の神にもいちおう伝えておくので海王神に渡して私に受け取らせるということ。かぼちゃたくさん狩っておいてよかったーと心から思ったよ。
「クエストでもってはいいたいんですけど、でも創造神様がなぁ……。釈然としませんね」
「あはは……」
「でも、可愛い眷属のためです。今はほかの神に眷属という眷属はいませんし、破壊神、創造神の眷属はあなたの仲間のようですからいいとして、それ以外の神が作ったものはそれぞれ眷属が出来たらそちらに販売させます。よろしいですね?」
「わかりました。独占しようとは思ってませんから。まあ、メルセウス様のだけでも結構な値段になると思うので」
「なんでこんなのを眷属にしたんでしょう……怖いです。まあ、有能なのでいいんですが……」
「もしかして私を眷属にしたこと後悔してます?」
「してませんよ。ローキッスの監視、頼めるのは頭が切れるあなたぐらいですから」
ローキッスには多分ゲームの腕では負けるけど口先で勝ったようなもんだからなー。
相手の心理を読むことぐらいは容易いのだが、それでも納得した勝ち方じゃない。
「それに、きちんと見合った働きもしてくれてますから」
「そうですか。見限られたらどうしようかと。ちなみになんですが今からでも眷属じゃなくするってことはできますか?」
「可能ですよ」
「任意でやめさせることできるんだ……。変なことしないでおこう」
「あなたは人を殺しすぎてるので要注意ですよ。もっとも、悪人ばかりなので咎められはしませんが……」
あらそうなの?
「善人だけは殺さないでくださいね。私たち神は基本人間の味方なのですから」
「はーい」
「では、材料です」
と、手渡され、私は転移してきたのだった。
私のアイテムの中には確かに素材があった。それを取り出すとどうやら鉱石のようで、少し音が聞こえる。さざ波の音が聞こえてきた。ざーっざーっと波の音。
海王神だから海というわけだろう。他にも天空神のものとおもわれるのもあって、それはなんていうか空気のように軽かった。どの神が作ったかによって特徴が変わるのだろう。
この世界には出回ってない素材だ。高値吹っ掛けられるぞ。詐欺ではない。誰も販売してないから相場なんてわからないだろう。
けけ、一儲けしてやるさ。
アプリで女の子つくるってのがあってせっかくだから作ってみたんですけどメインキャラ二人短髪だから逆に月乃ちゃん浮いてるんですよね。
その画像は作者のツイッターにあります。月乃ちゃん浮いてる




