4日目 いく・・・
昼休み屋上で。
「ほのか放課後何か予定ある?」
「いや、ない」
「それなら、今日俺の家に来ないか?」
「行くっ!!」
今日、俺の家にほのかが来ることが決まった。
■
「おじゃまします」
「ただいまー」
「おかえりー、あれ?晴その子は?」
家に帰りを出迎えたのは姉の天だった。
「はじめまして。晴と付き合せていただいてます斉藤ほのかです」
丁寧にほのかが挨拶すると天はにやけた顔して俺のほうを向いてきた。
「そっかー君がほのかちゃんかー。私は晴の姉の天だよよろしくね♪」
「はい、よろしくおねがいします天さん」
「それじゃ姉貴部屋に行くから、ほのか来て」
「わかった」
「あとでいくからねー」
俺たちが部屋に向かう後ろで姉貴が付け加えるように言った。
「なんかどきどきするな」
それが俺の部屋にほのかが俺の部屋に入ってからの第一感想だった。
「そうか?別に変な部屋じゃないだろ」
「いやそうではなくて、初めて異性の部屋に入ったからな、その、なんだ少し緊張している」
「そんなもんか」
俺には少しわからなかった。
「あぁ、しかも付き合っている相手の部屋だぞ、自然と意識してしまうものだ。それで今日は何をするんだ?」
「あぁ、姉貴が俺の彼女と会いたいって駄々をこねてなそれで家を紹介するついでに姉貴にも紹介しようと思ってな。さっきも姉貴が後で行くっていっていただろ」
「あぁ、なるほどそれで天さんあんなに喜んでいたのか。それにしても天さん素敵な人だな」
「そうか?俺からしたらうるさい姉貴だけどな」
「私には兄弟がいないからな、兄弟にはあこがれる」
そんなことを駄弁っていると件の姉貴が部屋に入ってきた。
「やっほー、ほのかちゃんいろいろなことはなそー、私も晴のこと話してあげる」
「おい、余計なこと言うなよ姉貴」
それからは、ほのかと姉貴はガールズトーク盛り上がった。
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