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枕の下に 希望の上に(11)

変中にて

台風が近づいて来る

空気と気温で分かった

朝から少しだけ

頭も重たかったから

薬に頼って

事無きを得た

曇り空は

いつもより早く流れて

たまに

雨を降らせては

飛び易い物を片付ける

僕の邪魔をした



時々吹く強い風は

目に塵を運ぶ

片目を顰めながら

植木鉢も移動する

猫は朝から

餌を貰い歩いている

雨宿り場所は

既に

確保しているみたいだ

安心しながら

僕の側を抜けて

興味深そうに

此方を見て鳴いた

撫でた後

納得したように

歩いて行く

その為の場所へ

向かったのだろう



変わる天気は

喜ばしい

変化する現実は

楽しい

単調じゃない日常は

馬鹿みたいに

笑う為にあるから

変わる貴女は

喜ばしい

変化する気持ちは

楽しい

単調じゃない人間は

馬鹿みたいに

疲れてしまうけど

だから

思い切り

笑い合えるのさ


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