表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

短編【文学】集(1)

子どもたちは、次のドアを開ける。

作者: 蠍座の黒猫
掲載日:2014/10/02

子どもたちは、次のドアを開ける。


次々に開けていくだろう。


嬉しいことがある。驚くことがある。色んなことが待っている。


でも、その中には悲しいこともある。


とっても、とっても、とっても悲しいことがあって、


心が空っぽのアルミ缶みたいにつぶれそうになった時には、


もう何もかもいやになって、ドアを戻ろうとするかもしれない。


でも、入って来たドアは決して開かない。


なんどやっても開かない。


どんなにやっても開かない。


でも、見えるはずだ。


もう亡くなってしまった猫が、呑気に昼寝しているところ。


私が、祖母に我がままを言っているところ。


幼い私が、何も知らず、母を傷つけているところ。


遥か向こうでは、子供時代の私の父がいる。


過ぎてきた日々がそこにはある。


失ってしまった思いは、全てそこにある。


会いたい人が、そこにいる。


だから、


知らなかった思いに出会ったり、


懐かしい思い出を思い出して、


のぼせるぐらいに胸が温かくなってきたら、


恐れずに目の前にあるドアを開けて、その先へ進んでほしい。


いつか、あなたの先に進む人が振り返ったとき、


あなたとあなたの大切な人が仲良く座っている、


そんな幸せな姿が見えるように。








一部、文言変更しました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] とても温かな詩、ありがとうございました(*^o^*)
2015/01/17 05:15 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ