表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
仙龍創乱2  作者: 劉・小狼
第1章
11/64

 11

 『これはいける!……』


 劉・小狼は龍聖光の柄をグッと力を入れて掴むと

龍聖光の放った光の波で吹き飛ばされた趙燕を追いかけた。


 それはまるで風のようだった……


 『も、戻って来い!…… 趙燕!』


 劉・小狼はそう思いながら、龍聖光を趙燕に振り下ろした。


 『ま、まずい! やられる!……』


 趙燕がそう思い、諦めかけたその時……


 寸前のところで劉・小狼の攻撃は孫嘉の結界に阻まれた。

 だが、龍聖光の威力は凄まじく、孫嘉の結界は

一瞬して、破られた。

 その勢いは趙燕にも届き、趙燕が片方だけ被っていた

真っ赤な仮面は砕け散った。


 ぎゃあぁ……


 悲鳴に似た声と共に趙燕は気を失い、そのまま、真下へと

落下していった。

 劉・小狼は龍聖光を腰に携えている鞘に仕舞うと

趙燕を助けるべく、趙燕のことを追いかけた。

 そして、劉・小狼は趙燕が地面に激突する寸前で

趙燕のことを助けた。

 劉・小狼は無事な趙燕のことを見ながら


 『良かった! 無事で……』


 ホッと安心をしていた。

 そんな劉・小狼に孫嘉は


 『このままじゃ、あの方【魔女】のもとに戻れぬ!……』


 光の矢で攻撃を仕掛けて来た。

 劉・小狼は腰に携えている龍聖光に手をかけたが

すでに龍聖光は元の龍神眼に戻っていた。


 『ど、どうしてだ?……』


 劉・小狼は自分の剣が元の姿に戻っているに驚きながらも

迫ってくる光の矢から自分らを守るために龍神眼を引き抜き、

迫ってくる光の矢に応戦した。

 劉・小狼は光の矢を放つ孫嘉に攻撃をしたかったが

光の矢を交わすのが精一杯だった。

 その様子を見ていた堯閣は


 『これじゃ、きりがない…… 何とかして、

アイツ【劉・小狼】を助けないと……』


 自分の弓矢で劉・小狼の援護をしようとした。

 堯閣の放った矢は孫嘉の放つ光の矢を

ことごとく、打ち落とした。

 その事で完全に我を忘れた孫嘉は自分の放った光の矢を

打ち落とした堯閣を怖い形相で睨み付けた。


 『邪魔をするな!……』


 孫嘉はそう言うと堯閣に向けて、光の矢を射掛けた。


 「あぶない!……」


 目覚めた趙燕は堯閣の弓矢を奪うと孫嘉の片方に付けた

碧の仮面を矢で射抜いた。

 孫嘉の放った光の矢が堯閣に当たる寸前、

趙燕の放った矢が孫嘉の付けている仮面を打ち砕いた。


 ぎゃあぁ……


 悲鳴に似た声と共に孫嘉はその場に崩れ落ちた。

 それと同時に孫嘉の放った光の矢も一瞬にして

消え去った。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ