二十一話 「街に行ってギルドに登録して、魔獣を倒すとお金がもらえるんですよ」
水彦がそうであったように、土彦の真名は赤鞘が「土彦」という名前を付ける前に、既に決定していた。
赤鞘が付けた名前はあくまで通り名のような物であり、起動キーのようなものだった。
とはいえ、名前は名前なので、一応土にちなんだものが付けられたわけだ。
多くの人はご存知のようだが、「彦」という字は男に付けられることが多い。
今で言うところの「~男」とか、「~太郎」とかそんな感じのものであった。
「おまえそんななまえでいいのか」
容赦なく言い放ったのは、先につくられていた存在、水彦だった。
アグニー達の集落でウマイモをひっぺがえして遊んでいた水彦が帰ってきたのは、土彦の命名が終わった直後。
精霊達と遊んでいるときだった。
土彦が既に起きている事に、水彦は非常に不満げだった。
どうもその場に立ち会いたかったらしい。
そして、名前を聞いてカチンと来たようだった。
胡坐をかき、樹木の精霊達をもにもにしていた土彦は、困ったように笑いながら顔を上げた。
「いいのかもなにも、赤鞘様にお付け頂いた名前ですから。誇りはしても、嫌がる訳がありませんよ」
「ないではないか、ないではないかー」
「ちゅちひこ、ぼくももちもちしゅるんだ! もちもちー!」
そんな土彦の膝では、精霊達がころころと転がっていた。
どうやら遊んでもらっているらしい。
「しかし、つちひこはおんなだぞ。なまえをつけるときに、すこしはかんがえろ」
険しい表情のまま、今度は赤鞘に言葉を向ける水彦。
水彦の中で、土彦は妹分であった。
かわいい妹分になんて名前を付けるんだ。
口では言わないまでも、そう思っているのだろう。
「かわいいいもうとぶんに、なんてなまえをつけるんだ、このくそさや。わるぞ」
もっと酷いことを割りと平気な顔で言っていた。
隅っこのほうで書類とにらめっこしていたエルトヴァエルが吹き出していたが、赤鞘は特に気にしている風でもなかった。
一応神様だから少しは怒ったほうがいいのかもしれないが。
「えー。そんなこと言ったって私、球の性別分かりませんし。いいじゃありませんかかっこよくて。芝居の役者みたいで」
赤鞘の認識はその程度らしい。
当の土彦も不満は無いらしく、赤鞘と水彦のやり取りを楽しそうに笑いながら見ている。
「だけどな。いまからでも、せめてつちひめとかにかえられるだろう」
不満そうに食い下がる水彦に、土彦は「まぁまぁ」と声をかけた。
「私は気に入っていますよ? 土彦の名を。なにせ、兄者と揃いですから」
そういって、土彦はにっこりと笑う。
彼女の顔は、赤鞘と水彦に似ていた。
血を受けて生まれたという意味では、彼らは血を分けた家族のような物でもあるのだ。
「ん、む、ぐ」
そんな土彦の言葉に、妙なうめき声をもらす水彦。
兄貴と言うのは、何時だって妹には弱い物なのだ。
それに、自分と同じだから気に入っている、といわれて、うれしくないわけも無い。
「……」
水彦は苦虫を噛み潰したような顔で、暫く上を向いたり下を向いたりしていた。
そして、ため息を付いて、一言。
「まあ、いいか」
困ったら棚上げ。
どうも水彦は赤鞘に良く似ているらしかった。
精霊達を転がしている土彦の前に、水彦はどっかりと腰を下ろした。
体を精霊が2~3人よじ登るが、じーっと土彦を見つめたまま微動だにしていない。
見つめているというか、目つきが悪いせいでにらんでいるようにしか見えないのだが。
「なぁ、つちひこ」
「はい、なんでしょう?」
「おまえ、ほんとうにおんななのか」
ド直球な言葉に、エルトヴァエルは再び吹き出した。
ごほごほ咳き込んでいるが、水彦はそちらを振り返る気配も見せない。
若干不思議そうな顔で、土彦は小首を傾げる。
性別を疑われているのだが、不快そうな様子はない。
「ええ。女のほうが何かと便利ですし、精神が出来上がる頃には自分を女だと思っておりましたから」
球が本体である土彦は、体を自由に作ることができる。
球が収まるのであれば体のサイズも変幻自在なのだ。
とはいえ、その形状は精神に引っ張られ特徴が決まることが多い。
精霊達や赤鞘が球を弄繰り回している間に、自分の事を「女である」と認識した彼女が一番楽なかっこうは、今の姿なのだ。
「もしかして、女に見えませんか?」
そういって、土彦は自分のほっぺたを引っ張ってみせた。
「ちゅちひこ、かっこいーもんなー!」
「かわいいよりも、凛々しい感じですよね」
精霊達の物言いに顔をしかめたのは、水彦だった。
土彦はといえば、うれしそうに笑いながら「ありがとう御座います」などといって精霊達のほっぺたや頭をなでている。
水彦は硬い表情のまま、土彦と赤鞘へ交互に目を向ける。
「ふえぁ?」
水彦の視線に気が付いた赤鞘は、妙な声を上げて振り返る。
どうも、土地の管理に集中していたらしい。
「なんです?」
ぼけっとした顔のまま、首を傾げる赤鞘。
その様子に神としての威厳とか、神々しさとか、そういう感じのものは一切感じられない。
水彦は赤鞘をとりあえず無視して、今度はエルトヴァエルに顔を向けた。
一瞬不思議そうな顔をするエルトヴァエルだったが、水彦の視線が自分の胸に向かっていることに気が付くと、真っ赤になって腕で胸を隠す。
ちなみに今のエルトヴァエルは、外見年齢20歳ぐらい。
胸のサイズはNIPPON基準で「きょぬー」に分類されるサイズだ。
水彦はゆっくりとした動きで、土彦に向き直った。
「ほんとうにおんななのか」
そう。
土彦は、乳が小さかったのだ。
水彦の一連の動きで、何が言いたいのか察したのだろう。
「ああ、なるほど。では……」
膝に乗っていたり、手に乗っている精霊を地面に下ろすと、土彦はおもむろに立ち上がった。
自分の袴の前の部分に指を引っ掛けると、水彦の前でぐぐっと引っ張る。
思わず、袴の中を覗き込む水彦。
しばしの静寂が世界を支配する。
「おんなだった」
その表情は、今まで見せたどんな顔よりも真剣で、確信に満ちた物だった。
が、その状態は長くは続かなかった。
下から抉る様に突き上げられたエルトヴァエルのアッパーが、水彦の顎を捉えたからだ。
ぎゅるぎゅると回転しながら、水彦の体は天高く舞い上がった。
上空10mほど上昇すると、今度は頭から地面へ落下していく。
ゴシャリ
人間の体から出たらいけなさそうな音を上げ、水彦は頭から地面へ突き刺さった。
まるで、奇妙なオブジェのようだ。
赤鞘は微妙な表情のまま凍りついていた。
「何を見ているんですか!!」
真っ赤になって怒鳴るエルトヴァエル。
まだ怒りがさめないのか、拳は未だにわずかに震えている。
水彦はずぼっと首を地面から引き抜くと、ふるふると頭を振った。
流石にガーディアンというだけあって、頑丈ではあるらしい。
「なにって。それは」
「言わなくていいんです!!」
何かを言おうとする水彦の顔面を、今度は強烈なストレートが襲う。
あまりの華麗な攻撃に、水彦は一切リアクションができなかった。
ごろごろと地面を転がっていく水彦を尻目に、エルトヴァエルは土彦へと詰め寄った。
「土彦さんもそんなことを軽々しくしてはいけません! 慎みを持ってください!!」
「「は、はい」」
引きつった顔で返事をしたのは、土彦と赤鞘だった。
あまりの迫力に、思わず声を出してしまったのである。
この人には逆らわないようにしよう。
そう、心に決めた赤鞘と土彦だった。
「おれが、そとにでかせぎにいくのか?」
首をゴキゴキと鳴らしながら、水彦は眉をひそめていった。
どうもエルトヴァエルに殴られてから、しっくりこないらしい。
「ええ。アグニー達もいい加減道具が必要でしょうし。かわりに買ってきてあげたいところですが、彼らはお金もありませんから」
「そういえば、そんなこといってたな」
首を持ち上げたりしながら、集落でのアグニー達の会話を思い出す水彦。
耳がやたらいい彼には、アグニー達の会議の様子が聞こえていたのだ。
「ですから貴方が外に出て、外貨を獲得。そのお金で、道具を買ってきてアグニー達に与えてあげて欲しいわけです」
「おれはべつにかまわないが。かねなんてかんたんにかせげないぞ」
眉根を寄せる水彦に、赤鞘はにっこりと笑ってみせる。
「それは心配要らないみたいですよ。なんとこの世界にはギルドがあって、魔獣を討伐するとお金をもらえるそうなんですよ」
「おまえ、ついにげんじつとげーむのさかいが、つかなくなったのか」
ドヤ顔で言う赤鞘に、水彦は冷静な顔でそんな言葉を投げた。
水彦の知識は、基本的に赤鞘が与えた物で形成されている。
赤鞘は地球育ちの日本神なので、その知識は基本的に日本が基準になっていた。
その常識を基にして言えば、ゲームや漫画ではあるまいし、そんな物はこの世に存在しないのだ。
「なんてこというんですか貴方。ここは魔法の存在するファンタジーの世界ですよ?」
「そういえばそうか」
妙に納得した表情で頷く水彦。
どうも忘れていたらしい。
「あぐこっことかみてると、へんないきものがいるだけなのかとおもえてくるからな」
「まあ、魔法の気配はゼロですよね。アグコッコ」
失礼な言い方だが、たしかに今のところ彼らが接触しているファンタジー要素は、世界樹や調停者、水彦と土彦ぐらいなものだろう。
樹木は未だに小さいし、宿る精霊は地球にも居た。
水彦にしても土彦にしても、眷族という神の流れを受けるものなので、赤鞘と水彦の認識ではファンタジーとはちょっと外れてしまう。
「ていうか、なんでまじゅうとかいうのをたおすと、かねがもらえるんだ」
「さあ。何ででしょうね」
どうやら、赤鞘も細かいことは知らなかったらしい。
無言で見つめあう赤鞘と水彦。
二人の顔が同時に動き出し、ある方向に向かう。
その先に居るのは、勿論エルトヴァエルだ。
「……わかりました。きちんと説明します」
若干痛む頭を押さえながら、エルトヴァエルはため息混じりにそういった。
メガネを装備したエルトヴァエルが、黒板の前に立つ。
その前に座っているのは、水彦と赤鞘、それに土彦と精霊達だ。
メガネと黒板を用意したのは、土彦だった。
そんな物作れるならお前がアグニーに道具作ってやればいいじゃん。
と、真っ当な突込みをしたのは水彦だった。
だが、どうもこれらは土で作られているらしく、土彦から一定以上はなれると、土くれに戻ってしまうのだそうだ。
「なんでめがねなんだ」
「女教師といえば、メガネだと思いますよ?」
水彦の質問に平然と答えるあたり、土彦もいい性格をしているのかもしれない。
「何故魔獣を倒すとお金がもらえるのか。理由は大きく分けて二つあります。一つは、魔獣が人間の都市を脅かす存在だからです」
「やせいどうぶつなのにか。そんなちょうしでたおしてたら、ちきゅうのどうぶつみたいに、ぜつめつきぐしゅがでるぞ」
「地球ならば、そうでしょうね。ですが海原と中原の野生動物は、一体で国一つを滅ぼしたりしますから。一生懸命倒すぐらいで丁度いいんです」
「恐ろしい世界ですねぇ」
ドン引きした顔でつぶやく赤鞘。
「赤鞘様の世界で言う、ヤマタノオロチやカーバンクル、ユニコーン、サンドワーム、グリフォンなどといったものが種族として存在する世界ですから」
エルトヴァエルが言うように、この世界の動物は地球とは比べ物にならないほど危険なものが多い。
なにせ相手は魔法まで使うのだ。
「そんなわけで、魔獣は基本的に倒すだけで周りが人間種にとっては平和になるので、お金がもらえるわけです」
さて、と、言葉を区切り、エルトヴァエルはメガネを押し上げた。
ちなみにメガネにはレンズは入っていない。
「次の理由を説明する前に、生物と魔力について説明しておきます。
この世界の生き物は、以前お話したように魔力を使って生きています。体内に魔力を取り込み、それを消費して生命活動をしているわけですね。
生き物の中には、生命活動に必要以上の魔力を取り込み、蓄積して、奇跡を起こすのに使うものもいます。
魔法と呼ばれるような奇跡を起こすには、大気中などに存在する魔力では密度が少なすぎて、発動すらしません。
ですから、体内に蓄積しておいた濃い魔力を消費して、魔法を発動するわけです」
「要するに無駄な魔力を体に溜め込んでる、魔力メタボな人が魔法を使えるわけですね?」
「まあ、ザックリ言うとそうなります」
なんとも言えない表情で頷くエルトヴァエル。
「ええっと、魔法を使うには自然界にある魔力では濃度が薄く、役に立ちません。
濃度の高い魔力というのは準備するのが難しく、人工的に作るのも難しくあります。
ですから、魔法を使うには、基本的には自分の体内で濃度を上げた魔力を使うしかありません」
「「へー」」
こくこくと頷く赤鞘と水彦。
土彦は精霊から既にその手の知識を植えつけられていたらしく、ニコニコ笑いながら赤鞘たちの反応を見ていた。
「さて、生物は体内に魔力を溜め込むとき、結晶のような物に閉じ込めておくという特徴を持っています。
これは魚でも哺乳類でも爬虫類でも、昆虫でも変わりません。
いってみればこの世界の生き物には、多かれ少なかれ土彦さんの中にある球のような、魔力貯蔵器官があるわけです」
「こんなのですね」
自分のお腹の辺りを、ぱっかりとあけて見せる土彦。
引き出しをあけるぐらいの軽いノリであけられた其処には、七色に輝く球が収まっている。
「普通、他人の魔力を自分が使うことはできません。
目の前にいて触れるからと言って、他人の脂肪を自分のエネルギーにすることができないのと似ていますね」
「もしかして。他人の魔力を普通に使うことはできなくても、他人の球をひっぺがえして、その魔力を使うことはできるんじゃないですか?」
「はい。その通りです」
にっこりと笑うエルトヴァエル。
赤鞘は自分の考えた当たったことがうれしかったのか、ガッツポーズをしてる。
「とはいえ、魔力保有量の小さな生物の球では殆ど役に立ちません。
そこで、魔獣を倒すことでお金を得られる理由の二つ目が出てくるわけですね。
魔獣とは、要するに魔力保有量の大きな野生動物……。
ええっと、魔力メタボな猛獣のことをさす言葉なんです。
そういった動物は往々にして能力が高く、倒すのが物凄く大変です。
飼育して生産すれば、と、思うかもしれませんが。
そういう魔獣は飼育が恐ろしく大変で、飼育して球を取り出すのは割に合わないんです。
ですので、この球を手に入れる方法は、魔獣を倒すことに限られているといっても過言ではありません」
「魔獣を倒すことで危険を減らし、なおかつ魔力のこもった球をもって帰ってくることで、お金にするってことですか」
「その通りです。この球のことを、魔石、核、などと呼びます。これらは魔力保有量が少ないものでも魔法を使えるようになるため非常に需要が高く、高値で取引されます」
「医療設備や公共施設でも使われていますので、常に需要があるんですよ」
補足するように言ったのは土彦だった。
これも、精霊達から与えられた知識なのだろう。
「当然これらの仕事は非常に危険で、常に死と隣り合わせになります。でも、魔石は欲しいというのが、国の本音です。
そこでできたのが、魔獣を狩る人たちを支援する組織、ギルドというわけですね。
彼らは魔獣の情報を管理し、安定した金額で魔石を買い上げ、武器や食料、寝床などを提供しています。
そういった支援を受け魔獣を倒す人たちの事を、冒険者、ハンターなどと呼びます」
「「おおおーーー」」
感動した様子で声を上げる赤鞘と水彦。
「ようするに、まりょくというえねるぎーをせいさんする、せいさんぎょうってことだな」
「ロマンが溢れてますねぇー」
「ちなみに、魔獣の体は食料や道具の素材になるので、それ自体もお金になります」
「某狩猟ゲームみたいですねぇ」
「さんざんやったな、あれ。おもしろかったけど」
赤鞘と同じ記憶を持っている水彦だけに、ゲーム知識や体験談も被っているようだった。
ゲームの内容を思い出したのか、懐かしそうに唸る赤鞘と水彦。
そんな二人に、エルトヴァエルと土彦は首を捻るしかなかった。
「と、まあ、そんなわけで、街に行ってギルドに登録して、魔獣を倒すとお金がもらえるんですよ」
どういうわけなのかは良く分からないが、赤鞘のその言葉に、水彦は大きく頷いた。
「わかった。じゃあ、さっそくあしたいこう」
「はい、いってらっしゃい」
立ち上がり、歩き出す水彦。
その背中に、手を振って見送る赤鞘。
「ちょ、ちょっと待って下さい」
そんな彼らに待ったをかけたのは、エルトヴァエルだった。
「もう行くんですか?!」
エルトヴァエルの反応に、赤鞘と水彦は顔を見合わせた。
「だって別に用意する物もありませんし。何かいります?」
「いらない」
「ですって」
「ですってって言われましても」
思い立ったが吉日にもほどがあるだろう。
不思議そうに首を傾げる赤鞘と水彦に、エルトヴァエルはたじろいだ。
そんな様子を見て、土彦は楽しそうに笑う。
「まぁまぁ。兄者は赤鞘様と感覚が繋がっていますから。何か問題があればすぐにわかるでしょう。心配要りませんよ」
「そうかも知れませんが……て、あれ、水彦さんは?」
さっきまで其処にいたはずの水彦が、いつの間にかいなくなっていた。
慌てて周りを見回すエルトヴァエル。
だが、その姿は既に近くには無くなっていた。
「兄者でしたら、あそこですよ」
土彦が指差した先には、既に森の中に入ろうとしている水彦の姿があった。
水彦の移動速度はバカにできない。
恐らく、もう追いつくことはできないだろう。
「……はぁー」
激しい頭痛に、思わずため息を漏らすエルトヴァエル。
このとき、恐らく何か問題が起きるであろうことを、赤鞘と水彦以外全員が予想していた。
その予想がばっちり的中することになるのは、もう少し先になってからだった。
最近説明ばっかりですが、説明しないと意味わかんなくなるのでしょうがないと思っています。
そんな訳で水彦が旅立ちました。
え?
目的地を教えられていないのに大丈夫なのかって?
赤鞘と感覚が繋がっているので大丈夫です。
ギルドについては、水彦がギルド登録する時に、もう2~3個ギルドの役割を説明されます。
水彦がまともな仕事になんて就けるんでしょうか。
作者は就けないと思っています。
さて、次回ですが。
ついに二種類目の不思議生物が登場します。
農業に必要な能力を持った動物ですので、登場を予測している人も居るかもしれない物体です。
さらに、土彦による防衛陣が本格始動します。
水彦とちがう、ディフェンスに長けた土彦の技がさえます。
そして、水彦が魔獣と戦う事に成る予定。
初戦闘シーンですね。
余裕があれば、見放された土地が封印される事になった原因。
それを作った国に、フォーカスを合わせる事にしています。
一体今はどんな国になっているのか。
どうぞお楽しみに。
また誤字多いのかな。チェックしたつもりだけど…。(死