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やがて魔女へ至る  作者: あいおお
プロローグ
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プロローグ

 ウィルム魔法王国アレスフォート領。

 王国の中でも指折りの名家であるアレスフォート侯爵家は、代々数多くの宮廷魔術師や魔術師団長を輩出してきた名門中の名門だ。

 王国の東。霊峰レイムルス山に連なる山脈、ガレザス連峰。

 その鉱山から排出される魔結晶によってもたらされる富と力は、王国を支える屋台骨でもある。

 そんな魔力純度の高い魔結晶を排出土地が当然安全な訳はなく、強力な魔物が出没する王国きっての魔境の一つにも数えられる。

 そんな魔物達の脅威から国を守る役割を与えられるのと引き換えに、莫大な富と権力を与えられた王国の防波堤。

 それがアレスフォート家である。


 魔国歴420年

 

 その年、アレスフォート家当主、ヴィルムヘルドと妻シヴィリアの間に一人の女児が生まれた。

 二人にとって第一子となるその子は、ヴィラミニエと名付けられる。


 後の世で「血炎の魔女」と恐れられたヴィラミニエ・アレスフォートの誕生である。 

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