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十三話「フレイ神」



お兄様が描かれたのは精霊や妖精の絵だけではない。


ごくたまに親しい人への贈り物に神々の絵を描くことがある。


お兄様が三カ月描けて描かれた豊穣と富を司るフレイ神の絵は、子供の背丈ほどのキャンバスに描かれた大作。


お兄様はその絵をお父様とお母様の結婚記念日にプレゼントした。


お父様はその絵を屋敷の自室に飾ったのですが……。


翌日からレーヴィット公爵家が営んでいた商会の商売が大繁盛! 出す商品、出す商品大ヒット! 発注を間違え大量に買い込んだ商品の値段が翌月から爆上がりするなど幸運なことが続いた。


レーヴィット公爵領の大地は潤い、水は澄み、空気は浄化され、公爵領の作物は毎年大豊作。他の土地で取れた作物よりも美味しいと、王都で高値で取り引きされている。


おかげでレーヴィット公爵家の財産は国内随一。王家にもお金を貸しているので、王族といえどレーヴィット公爵家を無下には扱えない。


お父様は絵を寝室から宝物庫に移し、厳重に保管することにした。我が家の家宝、盗まれたら大変ですからね。



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― 新着の感想 ―
[良い点] こちらの投稿は間違いではありませんか? 前話と同じです…というか前話が間違いでしょうか?
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