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I   作者: XBOX
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 俺は死ぬはずだった


 何故なら、車に轢かれたからだ


 友達が轢かれそうだったから、助けようとして轢かれた


 はずだった




 でも



 「ここ何処だ?」


 知らない場所にいてさらに


 「あれなに?」


 黒い犬?または狼?のような大きな犬に囲まれていた


 5匹位なんとかなると思う


 5匹ならね、でもみたところ30〜40位いる


 こりゃ無理だな


 その時、白と灰色の光を見た


 「今の何?」


 「そこの人、どいてください。」

 

 「人の声、しかも日本語、ここ日本か。」


 二人の人が走ってきた


 一人は赤髪、碧眼の少女すでに日本でないことを確認した

 もう1人は金髪といっても地毛にしか見えないしかも眼は白のカコイイ部類の好青年


 既に元の世界でもないことも確認した


 現在考え付く253案のうち1つが今の状況に当てはまった しかも1番悪い案が


 などと考え込んでいるうちに戦闘終了

 戦闘は魔法らしきもので戦っていた


 ああ頭が痛いぞこの野郎


 「何で逃げなかった。死にたいのか。」


 赤髪が話しかけてきた


 「状況の整理をしていた。そんなに悪いかとか。」


 赤髪はキレた


 「何で囲まれてるのにそこまで冷静なの。」


 白眼がなだめる


 「まぁまぁ。そう怒らない」


 「簡単にいえば飛ばされたんだ魔法で、だから状況の確認をしたんだが悪いことだった」


 「魔法? あぁスペルのことか。」


 「スペルというのかさっきの。」


 赤髪は驚いているようだ


 「スペルも知らなかったの?!」


 「そうだが?別の世界に行く時はまず状況の整理をするからまぁそうだろ。」


 赤髪と白眼は驚いているようだ


 「別の世界?!じゃああんたが勇者?!」


 「余計な発言はするべきじゃなかったな。」


 「勇者なら国王にお取次ぎ願わなければならないな。」


 (だが俺にもやるべきことはある。)


 「条件がある。この世界を知るために学院に通わせろ。それが条件だ。悪くはないだろ。」


 「その程度ならいくらでも言ってください。僕らも学院の生徒ですから、学院長に取り次げます。」


 「わかった。行けばいいんだろ。だがその物分かりの良さわいい。長生きできるぞ。

 王の名はなんという。」


 白眼が


 「スィール・フォン・アウスレーゼ。 元勇者です。」


 ふざけてやがる


 「あいつの企みか。なら従おう。」


 「あいつですって?!もと呼び方があるでしょう!!」


 これには俺もキレた


 「お前ごときに何がわかる!!息子を捨てた愚かな母親を息子がなんといをうとかってだろ!!」


 王の息子その言葉に二人は萎縮した


 「王の息子だって!!そんな馬鹿な?!第一王が女だと知っているのはごく1部のはずなのにどうして知ってるの?!」


 「あいつの側近だなお前たちは、あいつは何処だ。教えろ。さもないと貴様ら2共抹殺する」


 俺は凍えた眼をしたので奴らは震えだした


 「なぁんてな。おれはやつに文句を言いたいだけだよ。そんな怯えるなよ。落ち込むだろうが。」


 彼らはホッとしたのかこう言い始めた


 「あんた名前はなに」


 仕方ないか


 「キリヤ・フォン・アウスレーゼ」


 ぶっきら棒にそう言った


 「あなた本当に王族なの?!」


 そんなこと知るか


 「僕の名前はキバリオン。キバリオン・ストレイドそれが僕の名前だよ。あと階級は侯爵。」


 白眼がそう言った


 「成程、ここは階級社会なんだな。胸糞悪いな。そうすると俺は皇太子か。ふざけてやがる。」


 そういうと赤髪が反論


 「ふざけないで他にどんなものが在るって言うの?!」


 「民主主義。あの女なら知っていたはずだ。」


 キバリオンが「すごいですね」と言っている


 「何がだ」


 「あなたの世界では国民に主権があるんですね。」


 物分かりがよくて助かる


 「そうだ。そういう国もある。大体8〜9割かたそうだ。」


 赤髪が首をかしげている


 「簡単にいえば、国民が国を動かす大物と一緒になって、国を動かすんだ。」


 (やっと分かったのか。こいつ頭悪いな。勉強ぐらい教えるか。)


 「頭悪い言うな!!」


 「人の心を読むな。」


 こいつ人の心が読めるらしい。気をつけよう。


 「私の名前はレア・エメリッヒ・バルフォン。階級は公爵」


 そうかこいつ


 「宜しくな。俺の妹。」


 ヘッ??とか言っている


 「お前はあいつに名前を貰ったんだろ。」


 「確かに女王様から賜ったものだけど。何。」


 やはり馬鹿だ こいつ勉強だけは教えなければ


 「俺の父親がガリソン・エメリッヒ・バルフォン。つまりお前は知らぬ間にあいつの娘になったんだよ。」

 

 そう言いながら頭を撫でてやった


 すると


 「フミュ〜」


 可愛いなこいつ あいつに感謝しなければならない

 あれっキバリオンが目を丸くしている


 「これから宜しくな」

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