表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
雪色エトランゼ  作者:
第2部
111/115

Act:111

 白い雲の塊を、ネオリコット号の舳先がまるで白波のように打ち砕き、掻き分けて進んでいく。

 目の前に広がる濃い青の空は、俺たちが今、本当に空を飛んでいるんだという実感を与えてくれた。

 しかしそんな絶景よりも、俺は、下方に流れていく地表の風景を見つめていた。

 普段なら、様々に濃淡を描く緑と、素朴な石造りの街が点在する長閑な景色の筈。

 それが今、目の前に広がっているのは、押し寄せる黒い塊に醜く染められた斑模様だった。

 王城を飛び立って既に1日が経過した。

 その間、王都の第2城壁の周囲はもちろん、見渡す限りすべての場所に、魔獣群が蠢いていた。

 それはまるで、黒い川が氾濫し、全てを飲み込もうとしているかのようだった。

 俺は、ギリっと奥歯を噛み締める。

 黒い奔流に取り囲まれる城塞都市。

 煙を上げている村々。

 蹂躙され、踏みつぶされた田畑。

 今まさにこの瞬間も、あそこでは人々が戦っているのだ。

 一刻も早く禍ツ魔獣を倒し、彼らの支援を……。

 俺は、握り締めている手にぎゅっと力を込めた。

「カナデ」

 その俺の肩に、ぽんと手が置かれる。

「シリス?」

「今のうちに、少し休んでおけ」

 シリスは、んっと操縦室の扉を指差した。そこで、唯と夏奈が手招きしていた。

 俺は首を傾げる。

 目的地に到着するには、まだもう少し時間があった。

 ふうっと息を吐く。

 ……ずっと気を張っていてもしょうがない。

「では、少し外します。後をお願いします」

「ああ」

 シリスがまた俺の肩をぽんと叩く。

 俺は、唯と夏奈のもとにパタパタと駆け寄った。



 俺はそのまま、女子部屋に連れて行かれた。

 陸上船の頃より船体規模の小さなネオリコット号では、女子みんなで、多段ベッドの部屋1室を使用していた。騎士のみんなや優人たちは、通路や後部貨物室で休んでいるような状況だった。

 その狭い女子部屋の真ん中に、唯が俺を座らせる。そして、手櫛で俺の髪を梳き始めた。

「唯、突然どうしたんですか?」

 俺は唯を見上げようとするが、がしっと頭を固定されて振り向けない。

「ふふ、カナデちゃんの髪をいじるのは、お姉ちゃんの特権よ」

 笑みを含んだ唯の声が降って来る。

 あーあたしもーと手を伸ばして来る夏奈の手を迎撃する。

「カナデちゃん、王都を出てから、顔が怖いわよ」

 唯の静かな声に、胸がどきりとした。

 緊張するのは当たり前だ。

 これから挑むのは強大な敵。

 それに黒騎士ヴァンだっている。

 優人たちならきっと大丈夫と信じていても、一度芽生えた不安が消えてくれることはない。

 そのどす黒い後ろ向きの感情が、俺の顔を曇らせる。

 そしてもう1つ。

 優人や唯たちと過ごす時間が、もしかして、もしかして、最後なのかもしれないと思うと……。

「……唯。夏奈。元の世界に、戻りたいですよね?」

 俺は唯に頭を預けながら、思わずそう聞いてしまっていた。

 夏奈がきょとんとする。

 唯の表情は分からない。

「それはもちろんだよ!みんなで元の世界に帰るのが、あたしたちの旅の目的だもん!」

 にこっと笑う夏奈。

 その笑顔が眩しくて、俺は少し目を細めた。

「そうだ、夏奈。お茶持って来てくれない?」

 唯?

 突然のお願いに、なんの疑いもなく夏奈ははーいと頷くと、元気良く女子部屋を出て行った。

 唯と2人きりになった部屋に、沈黙が満ちる。唯の手だけが、淡々と動いていた。

「カナデちゃん。何か1人で背負おうとしているでしょ」

 びくっと体が堅くなる。

 それを感じたのか、ふふっと唯が笑った。

「カナデちゃん、昔からそうよね。良く言えば責任感が強い。悪く言えば、1人で背負い込みすぎ」

 俺は何も言い返せなかった。 

 優人は、みんなで元の世界に帰る方法を探そうと言ってくれた。

 ……しかし、それは多分無理だ。

 俺は、もうあちらの事を良く思い出せない。

 異世界人、ブレイバーとして召喚された優人たち。

 しかし俺は、エリーセお姉さまの代わり、この世界の人間になるべくして呼び出されたのだ。

 だから。

 多分もう……。

 だったら、せめて優人たちには望みを叶えて欲しい。

 元の世界へ帰るんだ。

 禍ツ魔獣との決戦は、その最初で最後の機会だと思っていた。

「ぷっ」

 突然ほっぺたを押される。

「ほら、カナデちゃん。また怖い顔してるわよ」

 俺は慌てて唯の手を払った。

「もう、唯っ。ふざけている場合じゃ……」

 振り返る。

 唯が目を細めて、俺を見つめていた。

「カナデちゃん。私たちは、ずっと一緒よ。それこそ、家族といっしょ。優人も夏奈も陸も、そう思ってるわ」

「唯……」

 家族……。

 その言葉を噛み締める。

 噛み締めるほどに、胸の内側から湧き出して来る心地よい感覚に包まれて行く。

 シリスといる時の温かさとは違う。

 お父さまといる時の安心感とも、少し違う。

「へへへ」

 俺は微笑んでいた。

 ああ……。

 こんな色々な温かさに包まれている俺は、なんて幸せなんだろう。

 たとえ、優人たちとは違ってしまっても、俺は、幸せだ。

 だからこそ。

 俺は顔を引き締めて、腰の剣の柄を握り締めた。

 俺は、頑張らなければいけないんだ。

「唯、カナデ!」

 その時、突然ドアが開いた。

 厳しい表情をした優人が現れる。

「こら、優人君。女の子の部屋にノックもなしに」

「唯姉、ごめん……って、いや、違うんだ」

 優人の只ならぬ様子に、俺は剣を握ったまま立ち上がった。

「来てくれ。進路上にドラゴン型が現れた!」



 操縦室に飛び込むと、シリスやシズナさんたちが遠く北の空を注視していた。リコットの操縦席から右後方の座席でラウル君が立ち上がり、望遠鏡を覗いていた。

「確かにドラゴン型です。前方を飛行中……3体、いや、4体います!」

 ドラゴン型魔獣4体……。

 シロクマ級陸上船を一撃で破壊し、王都の城壁をドロドロに溶かしたあの熱線の威力が、頭をよぎった。

「ハインド主任。この船に武装は?」

 シリスが、リコットの左後方の席のハインド主任を見た。

「上甲板にバリスタを数器だけですね。陸上船のリコット号と同じように、衝角はゴーレム兵器の腕部を転用しておりますから、魔獣には有効です」

 ダメだ。

 禍ツ魔獣の塔までは、まだ飛ばなくてはならない。船体を傷つけ、飛行不能になる事は、即ち作戦の失敗を意味する。

「ここは迂回するのが得策ね」

 シズナさんが冷静にみんなを見回した。

「みな気付いているか分からないが……」

 シリスが眉間にシワをよせ、目を細める。

「地裂峡谷が近付くにつれて、地上の魔獣が桁違いに増えている。ドラゴン型があれだけだという保証がない」

 俺はそっとガラス窓から地上を窺った。

 雲の間から切れ切れに見える大地は、黒く染まっていた。

 大地の黒化がここまで進んでいるのではない。

 溢れた魔獣で、埋め尽くされているのだ。

 これだけの数が密集していれば、ドラゴン型が自然発生的に生み出されていてもおかしくない。

 俺は、唸りながら地図をクルクル回している優人に駆け寄ると、その手をわしっと握った。

「うわっ、カナデ!」

「こっちが上です、優人」

 俺は地図をじっと見つめる。

「左前方……」

 ぽつりとそう呟いた。

 みんなが俺に注目する。

「あの山の間に低空で突入するのはどうです?谷の間を低く飛べば、ドラゴン型にも気付かれないと思います」

 俺はシリスとシズナさん、そしてリコットの座席を見た。

「ふふっ」

 静まり返った操縦室に、リコットの笑い声が微かに響いた。

「ふふ、いいわ。やったろうじゃん!」

 リコットがニヤリとしながら、俺たちを一瞥した。

「リコット。巡航速度で谷間に入るのは危険だ」

 ハインド主任が声を落とす。

「ふんっ、それでこそあたしの腕の見せどころよ。ラウル、後部甲板から、後ろを見張って!主任、エンジンポットの管制をマニュアルでこっちに回して!少し振り回すから、その他のみんなは衝撃に注意!」

 操縦室を駆け出して行くラウル君に、俺も行くと優人が付いて行った。続いて、廊下や後部貨物室の騎士たちに警告するため、シリスも操縦室を飛び出して行く。そしてシズナさんは身を翻すと、ラウル君が座っていた席についた。

 俺は辺りを見回し、とりあえずリコットの座席後方の手すりをガシッと握った。

 両手にレバー、両足をペダルに乗せたリコットが微かに四肢を動かすと、ネオリコット号がなめらかに傾き船首を下げ、みるみるうちに降下し始めた。

 雲を突っ切り、地表へ。

 地面が近付くにつれて、蠢く魔獣群が良く見て取れる。

 ちらちらと輝く無数の赤い輝き。

 低空で水平飛行に戻ったリコット号は、エンジンを唸らせ、さらに加速した。

 上空ではのんびり飛んでいた印象だが、地表という対比物があると、実際はもの凄いスピードで飛んでいるということが良くわかった。

 起伏のある荒野。

 まばらな木々の林が、高速で後方に流れていく。

「前方、谷の入り口だ。針路修正左10度。背の高い木も見える。無理に高度を下げると、お腹をこするぞ」

「了っ解!」

 ハインド主任の指示通りに船が左に傾く。

 操縦席の背もたれから体を起こしたリコットが、目を見開き、食い入るように前方を見据えていた。

 昨日、王城を飛び立ってから、僅かな仮眠しかとらずに船を飛ばし続けるリコット。しかしその顔に疲労の色は見えなかった。むしろ、航空船で飛ぶことが楽しくてたまらないという生き生きとした表情だった。

「ううっ……」

 しかし俺は、思わず声を出してしまう。

 ダメだ……。

 船が谷間に突入すると、山肌がすぐそこに迫る。操縦室のガラスの向こう、まるで手を伸ばせば届いてしまいそうな所に、山があるような気がする。

 そしてそれが、猛烈な勢いで流れて行くのだ。

 何故か胸の奥がキリキリした。

 もし、今リコットがくしゃみでもしたら、山に激突するんじゃ……。

「前、谷が右にカーブしている」

「わかってるわよっ」

 再び船が傾いた。

 俺は懸命に踏ん張る。

 谷、まだ抜けられないのだろう。

 恐る恐る前を見る。

 そこで。

 視界の隅に捉えてしまう。

 木々をへし折られ、夏場なのに枯れ山と化してしまった山腹に蠢く姿。それは……。

「スクリーマー型!リコット、咆哮波が来ます!」

 リコットが僅かに舌打ちをする。

 瞬間、ガタガタと船体が揺れた。

「当たった?」

「大丈夫です、お嬢さま。至近距離を通過しただけです」

 ハインド主任の声は冷静だった。

「わっ、前!」

 前方の山肌から、スクリーマー型が放った黒い軌跡が向かって来た。

「甘いっ!」

 リコットが叫ぶと、船が大きく右に傾いた。

「きゃあっ!」

 俺の口から勝手に悲鳴が飛びだした。もう俺は、必死にリコットの座席に掴まるしかなかった。

 船体のすぐ傍を通過する咆哮波が、操縦室のガラスをビリビリと震わせる。

 山と山の間を駆け抜けるリコット号。

 その行く手を阻み、また追いかけるように、山のあちこちからスクリーマー型の咆哮波が打ち上げられる。

 それをリコットは、まるで船体に目でも付いているかのように、ひらりひらりと回避した。

「きゃあ!はわっ!」

 それに合わせて俺は悲鳴を上げる。

「お嬢さま、うるさい!気が散るわ!」

 リコットがレバーを倒し、一瞬たけ90度傾いたんじゃないかと思うほど船をロールさせると、正面下方から迫る咆哮波を回避した。

 ううう……。

 気を抜けば、へなへなとその場に座り込んでしまいそうだった。

『ドラゴン型の群れ、後ろに遠ざかるよ!』

 そこに、伝声管からラウル君の声が聞こえた。

『うおい、リコット!もう少し静かに……』

 やはり伝声管の向こうで騒いでいる優人の声が、ぶつりと途切れた。

 ……大丈夫だろうか。

 リコット号がまた1つ、低い稜線を飛び越える。

「い、今のっ?」

 操縦室の隣を、背の高い木の先端が通過したような……。

「リコット、もう高度を上げてもっ」

 俺は微かに涙を滲ませながら、リコットに懇願した。

「ダメよ。まだドラゴン型の視界から出てないでしょう!」

 リコットが冷たく俺を突き放す。

「このまま一気に谷を抜けるわ!」

 リコットが片手のレバーを押し込む。

 機関音がさらに高まり、ネオリコット号が再加速し始めた。

「山!山です!」

 目の前に山が迫る。山頂に巨大な一枚岩が乗った岩山だ。

「くおんのぉっ!」

 リコットがペダルを踏み込み、レバーを倒して船を傾かせると、船首を持ち上げて急旋回をし始めた。

 軋む船体。

 唸るエンジン。

「うゅゆゆゆ……」

 俺の口から漏れる異音。

 さらに逆方向に旋回。

 もう、駄目……。

「谷を抜けるぞ」

 平静なハインド主任の声が羨ましかった。

 うう……。

 やっとか。

 自分で提案しておいてだが、とんでもない目に……。

 俺はほっと息を吐き、肩を落とした。

 その瞬間。

「回避!」

 誰が叫んだのか。

 その声と同時に、操縦室の中に眩い光が満ちた。

「ぬりゃ!」

 ガクンと船体が揺れる。

 前に放り出される衝撃。

 続いて船首が天を突き、垂直に近い角度で上昇に転じた。

「あっ……」

 完全に油断していた俺は、その瞬間思わず手摺りから手を離してしまった。

 しまっ……!

 体がふわっと浮き上がる。



「カナデ。危ないからちゃんと掴まってろ」

 耳のすぐ傍で優人の声がした。

 気がつくと俺は、優人に抱き止められていた。

 リコット号が、捻るような機動で船体を水平に戻す。

「優人、すみません、ありがと……」

 俺は自分の失態に恥ずかしくなりながら、そっと優人を見る。そして改めてきつく手すりを握りしめた。

 優人が悪戯っぽく笑っている。

 その微笑ましいものを見る様な目が、なんか腹立……。

「くっ!」

 リコットが舌打ちして、船を左右に揺らした。俺は必死でそれに耐えながら、大地と空が激しく入れ替わる前方を見た。

 何が、どうなっているんだ?

「リコット、どうしたんだ?」

 優人が俺の腰に手を回し、支えながら、リコットを覗き込んだ。

 しかしリコットには、その問いに答えている余裕はないようだった。歯を食いしばりながら、小さな体全てを使って操船に集中している。

『あたたた……。リコット!左!』

 伝声管からラウル君の悲鳴。

 瞬間、船は急旋回。

 俺は優人の胸に飛び込みながら、船のすぐ傍を輝く光の束が通過していくのを見た。

 あれは……!

「熱線!ドラゴン型!振り切った筈じゃ!」

「いえ……」

 ハインド主任が、苦虫を噛み潰したような顔で俺を見た。

「谷の出口で、新手の3体と鉢合わせしました。まずいですね……」

「ハインド主任、えーと、左のエンジンの付け根に、何か赤いのが灯りました」

 先ほどから黙々と機械に向かっていたシズナさんが、ぼそっと呟いた。

「まずいな。先ほどの回避運動があだになった」

 ハインド主任はそう吐き捨てると、慌てて自分の前の機械を操作し始めた。

 閃光と衝撃で見えなかったが、先ほどの激しい上昇は、出会い頭のドラゴン型の一撃を回避するためのものだったのか。

「リコット、どうですか」

 激しい衝撃に体を持っていかれそうになりながら、俺もリコットを覗き込んだ。

「3体とも追って来てるわ。ちょっと厳しいかも……」

『リコット!右から2体だ!』

「もう、もっと早く教えなさいよっ!」

 船が揺れる。傾く。

 くっ。

 俺は優人の手を借りて、必死に手すりに掴まる。

 通り過ぎる熱線に、一瞬操縦室の中が眩しく照らされる。

 どうする……。

「優人、地図を」

「あ、ああ」

 優人が懐から、しわくちゃになった地図を取り出した。

 現在位置はここ。

 禍ツ魔獣の塔はここ。

 いつの間にか、随分近付いては来ているが……。

「リコット」

「何よ!」

「行きましょう」

 リコットが俺を一瞥した。

「このまま、禍ツ魔獣の塔に突入しましょう」

 もうなりふり構っていられない。

 俺たちはどうしても禍ツ魔獣にたどり着かなくてはいけないんだ。

「……ったく、簡単に言ってくれるわ」

 リコットがふうっと息を吐いた。

「ハインド主任」

 そして前を向いたまま口を開く。

「また低空飛行で行くわ。魔獣群の真上を、全速力で飛ばす。船は大丈夫?」

 ハインド主任が呆れたように一瞬天井を見上げ、しかしニヤリと不敵に笑った。

「大丈夫だ。持たせよう。しかし、無理な機動は出来ない。今まで以上に繊細に扱ってくれ」

 それを聞いて、ふふふっとリコットが笑う。

「いいわ。望むところよ。お嬢さま、優人。あんたたちはあたしがきっちり運んであげる!」

 リコットは俺と優人を見た。

 俺たちは揃って頷く。

 一瞬ペダルやレバーからも手足を浮かせたリコットが、再び強く握り直した。

「ラウル、ちゃんと見張ってなさいよね!」

『わ、わかってるよ』

 俺は優人と視線を交わすと、揺れに耐えながら、後部貨物室に向かった。

 後は、リコットたちに任せる。そして、信じて待つ。

 俺たちは、いつでも突入出来るように備えておかなければ。

 空中戦のお話。

 逃げているだけですが(笑)


 ご一読、ありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
この時カナデは、みんなが日本に帰りたいと思っているから、自分が彼らを送り届ける責任を感じているんです。たとえ自分が帰れなくても……。でも、これが優人たちとの最後の時間かもしれないと感傷的になっていて、…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ