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神より授かりし能力  作者: TommyCat
神天賦学園
9/12

第1章4:研修旅行~班分け~

 一瞬空気が凍った。


 「・・・え?」

 「だから~、サバイバルだ。サ・バ・イ・バ・ル!」

 「ちょ、まじふざけんなって!」

 

 どこに寝るんだよ、食べ物は、などの不平不満が怒号のように辺りをつつむ。


 「うるせーんだよ、お前ら!」


 と先生がドスの聞いた声で叫んだ。辺りが静寂に包まれる。


 「いいか、てめーら。自分の能力あるんだから、それを使って1日も生き延びれないやつなんか、うちのクラスにいらねーんだよ。」


 静まり返った中で先生は続ける。


 「こっちで班分けはしといた。各自確認するように。」


 添付メールが受信される。


 件名 1-Cドキドキサバイバル研修はーと


 なんだこの件名は。まぁいいか。


 えっと、俺の班はと・・・


 1番  阿久津 瞬

 14番 神宮 新

 20番 橘 瑞樹

 37番 矢久保 園花


 お、瞬と一緒だ。よかった~。知ってるやついて。如月さんとは一緒じゃないか。

 

 「おっと、言い忘れたが、このサバイバルでは周りのチームはすべて敵だからな。各班名簿の早い奴が大将となって、そいつが降参した時点でそのチームは点数が低くなる。」

 

 点数?点数ってなんだ?


 「この研修でも点数をつけさせてもらうから、成績に関わるぞ。まぁチームメイトとは一蓮托生となっているわけだな。」


 周囲を確認すると、目がギラギラしているやつが大体だな。ふぅ。


 「それでは、30分後にサバイバルを開始する。各自、それまで解散。」


 周りのやつらは一斉に走り出した。


 俺はというと、


 「さて、瞬どうするよ?」

 「ん~。まさかの展開キタ(笑)」

 「とりあえず、チームメイトで集まるか。」


 周りを見渡すと、少し残っている人たちもちらほら見受けられた。


 「瞬。誰が橘さんと矢久保さんか分かるか?」

 「んー。橘はあの髪がショートでスパッツはいてる子だよ。矢久保は知らないな~。外部生じゃない?」

 「じゃ、橘さんよろしく。俺は矢久保さん探してみる。」


 と言うと、瞬と別れ、矢久保さんを探す。


 「・・・って言ってもなにも手がかりないからな。」


 矢久保さんいますか。と声を上げて呼んでみる。


 「・・・はい。私です。」

 「あ、矢久保さん。俺は神宮新だよ。矢久保園花さんであってる?」

 「はい。」

 「じゃぁチーム一緒だからこっちきて。」


 瞬と橘さんはもう集まっていた。


 「矢久保さんつれてきたよ。」

 「おう。じゃぁどうするか決めようぜ。時間もないし。」

 

 瞬は時計を見やるといった。


 「ん~。俺はとりあえず、ベースキャンプを作った方がいいと思うのね。仮にも2泊3日だから、どこかを拠点に活動した方がいいと思うんだ。」

 「そうだね~!私もそれに賛成だよ!」


 と元気に答えたのは橘さんだった。


 「新と矢久保も異論はないか?」

 「あぁ。」

 「はい。」


 と短く答えた。


 「そういえばみんななんて呼べばいい?」

 「そうだね~。呼び方決めといた方が呼びやすいよね。俺は阿久津瞬っていうから瞬って呼んでくれ~。ついでにgiftはアナザー・モーメントっていう時間を操るgiftだよ。」

 「私は橘瑞樹。みずきって呼んでね!giftはプラズマよ。」

 「私は矢久保園花です。そのって呼んでください。giftはプラント・マスターです。」

 「俺は神宮新。新って呼んでくれ。Giftはグラビティだ。」


 自己紹介も済み、後10分でサバイバル開始という所で、


 「さて、早くベースキャンプを作ろうか。」


 森の中へと歩を進める。


 この時、新は念のため、自身のGPSを用いウィンドウにマップを表示し行動起点をトレースしていく。


進みが遅いですかね?


いろいろアドバイス等お待ちしてます。

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