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7 いつものように

俺は儲けたお金で魔法ケージを買った!


魔法ケージは金色の格子で猫が1匹入るくらいのサイズで、風助が本当に入るか?不安だったが、風助は吸い込まれるようにして魔法ケージに入った。


あとは、10プラロングソードを買って…

よぅし!

準備は万端だぜ!


俺はサマンサのダンジョンへ向かった。

冒険して他のダンジョンに行っても良かったが、ボスの部屋まで行って帰ってすると、軽く5万円は稼げるのだ。

それに、明日はギルドに行く事に決めていた。


俺は軽い魔法ケージをぶら下げてサマンサに入ると、風助を解き放った。


ドローンカメラも空に放って、またいつもの探検が始まったのだ。


俺は10プラロングソードの威力を確認する。

10プラロングソードはかなり硬いらしく、豆腐のようにスパンスパンとスライムが切れて行った。

レアスライムのメタルスライムも一撃で仕留めたおかげでレアドロップアイテム・メタルスライムネックレスをゲットした。


風助は相変わらず竜巻のような強風を巧みに操り、かなり強いし、俺も10プラロングソードでかなりチートしていた。


すると、ボスの間の手前に同じくダンジョンダイバーを発見した。


猫目のシルバーのロングヘアの可愛い女の子だった。


「あれ?

あんた見ない顔ね?」


口は悪いようだ。


「あ…

月野…です…」


俺の根暗が可愛い子に発動してしまう。


「月野ぉ?

最近のダイバーよね?

てか、その子!」


可愛い子が目を輝かせる。


「はい?」


「か、か、可愛い…!

もふもふの大フクロウじゃん!

ねっ、あなたの従魔なの!?

モフっていい!?」


「あ、どうぞ…

ふう、降りてこいー!」


俺は風助を呼び寄せると、その子に差し出した。


「もふふ?(*´ω`*)」


「きゃーわーいー!

あぁ、私は白金流菜(しろがねるな)よ。

ルナティって呼んで!」


「る、る、ルナティさんはベテランダイバーなんですか…?」


「そうよ。

私はぁ、シングルダイバーなの!

情報屋もやってるから、よろしくぅ!

これ、私の配信チャンネルの名刺ね!」


そこには…


ルナティ

情報屋/シングルダイバー/Cランク

配信チャンネル…ルナティック


とあった。


「あなた、使役系のスキルね!

大丈夫、口は固いわ。

お金さえ払えば喋るけども。」


喋るんかーい!

心の中で突っ込む俺。


「ま、まぁ…

えーと、ルナティさんはCランクなのに、何故こんな僻地に…?」


「んー…

それは言えないけどぉ。

まぁ、言っちゃうんだけどぉ。

どうも、ここら辺()()のよね。」


「匂う…?」


「胡散臭い匂いがするって事ぉ。

行き詰まったら、初心に帰れって言うじゃん?」


「はぁ…」


「とにかく、詳しくはお金を払ってもらわないと言えないけど!

この月都市のダンジョンには何か大きな秘密がある…

そう思ってるワケ。」

ここまで読んでいただきありがとうございます!

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