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19/82

19 ジョーカー

欲しい…!

っけど、俺の所持金は800万円!

あと、100万円足りないんだ…!


俺は苦悶する。


「チミっ!

何やってるんダネ!?

早く召喚するのダネ!」


小太りのおっさんが言う。


「いやぁ、それが金が足りなくて…

いや、異世界ネットショップで召喚するには、コレが必要なんですよ。」


俺は¥マークをジェスチャーして言った。


「えぇい!

いくら足りないんダネ!?」


「え…

100万円ですけど…」


すると、すぐに100万円が用意され、渡された。


ま、まじか…?


「早くするんダネ!」


「それじゃ、遠慮なく…!」


俺はミラクル魔術師・ジョーカーをポチっとした。


すると…


会議室の中央に巨大な黒いドアが現れて、その中から黒と白のピエロのような格好の男が現れた。


ミラクル魔術師・ジョーカーだ!


「僕を呼んだのは、だぁれかな?(^^)」


「ジョーカー!

俺が召喚主の衛輔だよ!」


「へぇ☆

よろしく、ご主人!」


ジョーカーはぺこりと頭を下げた。


「凄い…

ほんとうだったのか…!?」


栗原さんが言う。


「栗原君、そいつの実力を見てみるのダネ!」


「そうですね…

では、桜波と勝負させてみましょうか。」


栗原さんは言い、一人の男を呼んできた。


「えーと、その人は…?」


「リンクのNo.4の桜波龍(さくらなみろう)君だ。

今から、ジョーカー君と簡単な勝負をしてもらいたい。」


「ちょ、ちょっと待ってください!

ジョーカーは今召喚したばかりで…」


「大丈夫、ご主人♡

僕のレベル320ダヨ^_−☆」


ジョーカーが言った。


「よし、じゃあ、バトルルームに移動しよう。」


栗原さんが言い、みんなゾロゾロとバトルルームへ向かった。


そして、桜波とジョーカーの勝負が始まった。


「すぐにへばるなよ!?」


桜波はそう言い、二刀流の剣を構えた。


「こっちのセリフ((o(^∇^)o))」


ジョーカーは2つのサイコロを持っている。


サイコロ!?(;´д`)


「サイコロ、サイコウ!

出た目は2!

マジカルソード!」


ジョーカーがサイコロを振ると、1と1が出て、それは黄色と紫の不思議な剣に変化した。


「ふざけやがって!

いくぜ!

疾風剣!」


「マジカルショット!☆」


桜波の疾風剣とマジカルショットの波動がぶつかり合う。

しかし、マジカルショットが押している。


「斬っても斬れない!

マジカルスラッシュ!♡」


そして、ジョーカーの剣が桜波を吹き飛ばした。


桜波はバトルルームの壁にぶつかり、意識を手放したようだ。


「す、す、素晴らしいのダネ!!!」


「これは…

逸材だ…!」


小太りのおっさんと栗原さん達がどよめく。


俺たちは会議室に戻った。

ここまで読んでいただきありがとうございます!

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