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黒又山からの招待

 この日も、いつも通りにミカとユウイチはお店を開けた。ポストに何か挟まっていた。ミカは、

「誰からだろう?きりたんぽ不思議研究所からじゃなさそうだし」

更にミカは、

「やだー!差出人不明だわ」

ユウイチは

「ちょっと俺に貸して、どれどれ」

ユウイチは手紙を受け取り、封筒をじっと見つめた。封筒には、何の特徴もない白い紙が使われており、手書きの文字で「ミカとユウイチへ」と書かれていた。


「うーん、差出人不明ってのが気になるな。でも開けてみないと分からないし、開けてみようか」

とユウイチは慎重に言った。


ミカは少し不安そうな表情を浮かべながらも、興味津々で頷いた。

「そうね、何が書いてあるか気になるし」


ユウイチは封筒の端を丁寧に切り取り、中から一枚の便箋を取り出した。便箋には整った筆跡で次のように書かれていた。


「ミカさん、ユウイチさん、


こんにちは。突然の手紙で驚かせてしまってごめんなさい。あなたたちのお店のことを知っている者です。実は、ある重要な情報をお伝えしたくてこの手紙を書きました。


先日、きりたんぽ不思議研究所で新しい発見がありました。それは、きりたんぽに関する古い文献が見つかったというものです。この文献には、きりたんぽの起源やその不思議な力について詳しく記されています。


興味があれば、今夜8時に町外れの古い図書館に来てください。そこで詳しい話をしましょう。ただし、この情報は公にされていないため、他言無用でお願いします。


差出人」


ミカとユウイチは顔を見合わせた。ミカは

「どう思う?」

と尋ねた。


ユウイチは少し考え込んでから答えた。

「怪しいといえば怪しいけど、きりたんぽ不思議研究所のことを知ってる人が書いたなら、無視できないな」


ミカは決意したように頷いた。

「そうね、行ってみましょう。何か大事な情報が得られるかもしれないわ」


二人はその夜、町外れの古い図書館へ向かうことを決意した。どんな秘密が待ち受けているのか、胸が高鳴るのを感じながら。



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