尾去沢の伝説
ミカとバンチョウが黒又山の謎を解明するための手がかりを探し続けている中、彼らは尾去沢という古い村にたどり着いた。この村は、古代からの伝説が多く語り継がれている場所として知られていた。
村の中心にある小さな神社に入ると、彼らは年老いた巫女に出迎えられた。巫女は、彼らが探している情報を知っているかのように微笑み、静かに語り始めた。
「尾去沢には、かつて強大な力を持つ者たちが住んでいたと言われています。その力は、黒又山の深い地下に隠された古代の石碑から引き出されるものでした。」
バンチョウは興味深そうに巫女の話を聞き、質問を投げかけた。「その石碑にはどんな秘密が隠されているのですか?」
巫女は深い溜息をつき、続けた。「石碑には、古代の力を解放するための儀式の手順が刻まれています。しかし、その力を使うことは危険でもあります。過去にその力を試みた者たちは、皆破滅を迎えました。」
ミカは心配そうにバンチョウを見つめた。「私たちはその力を解放するべきではないのかもしれない。だけど、黒又山の謎を解くためには、その石碑の秘密を知る必要がある。」
バンチョウは決意を固めた表情でうなずいた。「私たちには慎重さが求められる。だが、真実を知るために進まねばならない。」
巫女は彼らに向かって微笑み、祝福の言葉を送った。「勇気ある者たちよ、どうか気をつけて。尾去沢の伝説を胸に、真実の光を見つけ出してください。」
ミカとバンチョウは巫女に感謝し、再び旅の続きを決意した。尾去沢の伝説を手がかりに、黒又山の秘密に迫る冒険が再び始まるのだった。




