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第2話

「受験番号を」

軍学校に荷物とともに到着すると、その正門前で守衛に呼び止められた。

守衛はUNの白文字とともに、水色の帽子をかぶっている。

全身をよく見ると、国連軍として米国から派遣されているテック・カバナー総合軍事会社の社員のようだ。

3列になっていて、そのうちの一人に俺は受験番号が印刷された紙を見せる。

受験票と合格通知書、それとここの特別入場券を併せて提示した。

すると守衛は手元にあるパッド端末にその数字を打ち込み、数秒待ってから俺に返した。

「通れ、あとは案内人の指示に従うこと」

「ありがとうございます」

軍学校は要塞のようなところだった。

普段ならきっと観光客の受付でもするかのような改札で、守衛が切符のもぎりでもするかのようにしているのが、少しおかしく感じてしまった。

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