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第17話

「……どうも、君らが新たな生徒だな」

言語はドラゴンは一般龍語と呼ばれるものだ。

ここに来るまでの間の、入学前の資料に簡単な紹介があったから理解はできる。

ただそれよりも自然な日本語として頭の中に入り込んできているのが不思議だ。

「今ヌベスは魔術龍語と呼ばれる言語で話している。君らの母語として脳が誤認するように設定をさせてもらっている。一般龍語とは異なり古代からドラゴン類が魔術を用いる際に使っている言語だ。ただ人間では発音が極めて困難な言語体系をしているだけだ」

先生は笑って言っていた。

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