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ドラゴンライダーに憧れて  作者: 尚文産商堂


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第14話

屋上に着くと、同じくらいのタイミングで女性陣も到着した。

十分に広く、全員が手を繋いで輪になっても余るほどの広さがある。

「……よし、はじめようか」

担任がいうと、胸ポケットから犬笛のようなものを取り出す。

それを勢いよく吹いたが、俺の耳には聞こえない。

人間の可聴域をはるかに超えたところの音だからだ。

「全員、こっち側へ寄るんだ」

担任が指示を出すと、すぐさま隊列を成して一同が担任が指示した、男子側の出入り口の前に整列する。

その直後、とんでもない風圧を感じた。

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