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ドラゴンライダーに憧れて  作者: 尚文産商堂


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第10話

そして最初のホームルームが終わり、入寮の時が来た。

寮は4つ、この城の近くにあるところに、城の附属地として作られた砦がもとになっている。

今や使われておらず、しばらく放置されていたおかげで荒れていた者であったが、ここが国連軍所管の軍学校となる際に修繕され、学徒の寮として使われるようになっていた。

城を守るようにして4つの尖塔が伸びており、そこがそれぞれ石造りの廊下でつながれている。

上から見れば台形かひし形のようになっていることだろう。

そのうち、一番城から遠いところへと俺らは案内された。

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