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何かが欠けたなんでもない物語  作者: 屋根瓦六郎
2/2

ここ考えてなかった

めちゃんこ中途半端なところで切ったの後悔してます。公開もしてます。


とにかくゲームやらなんでも話していた時・・・、

「そういえば・・・、蝶野は部活には入っていないのか?」

「ああ・・・、バイト入れててな。しょうがねぇから。」

その言い方が少し気になったんだ。

「しょうがないって事はやりたいことがあるって事なんじゃないか?そもそもバイトは禁止じゃなかったか。」

思えばこの辺りから不機嫌になっていったような・・・。

「うるせぇな・・・。人ンこと気にしてんなよ。」

正直前から蝶野のことは目をつけていた。体育の授業はやる気を見せてはいなかったが運動のセンスがあるようで真剣に部活に取り組んだら必ず結果を残すだろう。

「気にするさ!そうだ!ボクシング部に来ないか?きっとお前も気に入るさ!」

ここだった。ここで蝶野はキレたんだ。

「うるせぇっつってんだろ!!てめえみたいなのがいるからなぁ!!」

まず右頬に一発、きれいにまっすぐな左だった。サウスポーなのかな?俺は椅子を倒しながら後ろによろめいたんだが、更に追って殴ってきたんだ。驚いたのが、スマッシュというパンチを打つように右で腹を殴ってきたこと、うつむいた俺に間髪入れずに左で打ち下ろしたことだ。覚悟さえできていれば俺だって耐えてはいたがそれでも強烈だった。


「俺はアイツにボコボコにされた被害者ではあるがそんなことは気にしていないんだ。それよりも!あの見事なコンビネーション!!なんといっても容赦のなさ!!!アイツが欲しい!!」

メチャクチャ怖い。最初に会った時裏表のない性格とは評価したがこんな熱の入り方をする奴だったとは。殴られたことを全く気にしていないのも恐ろしい性格だとはおもうが・・・、

「その会話の中でなんで怒ったか分からないんだね?」

誠心のいう通りだ。いくつかの要素は普通に考えられると思うのだが・・・。

「どうしても分からないんだ。昔からどうしても人の嫌がるポイント?というのが分からないらしい・・・。」

本気で落ち込んでいる。今までもかなり人の地雷を踏んできたのだろうと思う。

「まぁまぁ、まだ挽回できるって。」

そうか?

「では、何が正臣を怒らせたのか?古町ちゃんと一緒に考えてみよう!」

は?急にこっちに話ふりやがった。

「待てや。そもそも誠心に来た話だったろ。神取先生の手前ついてまわるけど自分でやってくれない?」

「いや、まぁそうなんだけどね・・・。」

なんでそこで困った顔するんだよ。なんだか分からないが勝手に困られてもこっちが困るな・・・。

「いいや・・・。とりあえず整理すると、バイト禁止のこの学校でバイトしていることについて、と部活を無理にすすめたことが武藤恭弥の失言だろ。あとてめえみたいなのがいるからっていうのも気になる。」

「そうか・・・。」

完全に借りてきた猫みたいになりやがった。

「で、あとはどうしたら良いか分かるな?」

武藤恭弥は下を向き、誠心は目がじゃぶじゃぶ泳いでいる。本当に大丈夫かよこいつら。・・・早く帰りてぇ。

「・・・ッ!」

「もっと誠意を込めて勧誘すべきだ!」

・・・バカだ。見てみれば誠心もうんうん頷いている。今日はもうまともに帰れないことを予感しながら、

「・・・謝ってこいや。」

せめて蝶野正臣は話が通じればいいなと思った。

また中途半端なとこで切りました。忘れてないよっ。

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