階段のあの子が、スマホで小説を書いている。俺はそれを、いつも後ろから眺めている。
非常階段の一段目に腰掛けているクラスメイトの彼女は、いつも昼休みにスマホで小説を書いている。
その後ろ姿を、非常階段の二階から手すり越しに眺めていた。
ある日、彼女がそんな自分に気づき、たわいない会話をするようになる。
昼休みの会話が交わされる、二人の距離はちょうど建物一階分。
ーーーこれは彼が、小説を書く彼女の背もたれになるまでの物語。
その後ろ姿を、非常階段の二階から手すり越しに眺めていた。
ある日、彼女がそんな自分に気づき、たわいない会話をするようになる。
昼休みの会話が交わされる、二人の距離はちょうど建物一階分。
ーーーこれは彼が、小説を書く彼女の背もたれになるまでの物語。
彼女に、眺めていることを気づかれました。
2019/07/31 12:00
彼女と、また少しだけ話しをしました。
2019/07/31 17:00
彼女に、オススメ小説を紹介されました。
2019/10/08 17:00
彼女と、オススメされた小説の話をしました。
2019/10/09 17:17
彼女に、思いがけないことを言われました。
2019/10/10 17:00
彼女と、今日も非常階段で。
2019/10/10 18:00
(改)