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先生の趣味

クジラはもう夢を見ないのスピンオフです

本編の投稿頻度が少なくなる可能性があるため

こちらでしばしば投稿する可能性があります

机に置いてある、大量の仕事を黙々と進める。

学園都市連合国家エレミヤの最高統治機関AAGAの 責任者赤月伊織

キーナの件で調べる為に戻ってきたはずなのに

今やっているのは書類仕事。

数週間溜めていた分、その量は1人で終わる量ではない。これで三徹目そろそろ正気を失いそうだ。

「お腹すいたなー」

壊れたような笑顔でそう呟く。

『そろそろ休むべきだと思います』

愛華に言われてようやく現在の状況に気がつく。

「一旦休むか」そう言い伊織は立ち上がった。

「まぁ休むってもやるかとないんだけどねー」

『趣味のプラモデルはないんですか?』

「持っては来てるけど」

『そう言う気分ではないと』

愛華に言われて頷く。愛華は少し目を瞑り何かをし始める。

『皐月さんと美雪さんに連絡を送りました』

「え?」

伊織からは間抜けな声が出た。何せ愛華が 呼んだのが混ざると危険な皐月と美雪なのだから。

シーザーの苗誘拐事件から共同生活をし始めた。何かと仲良くやっているのだが先週事件が起こった。

皐月は伸び伸びとゆっくり物事を進める派。

美雪はキッチリと規則正しく物事を進める派。

正反対の性格故に度々喧嘩をするのだが今回の件は少しおおごとになってしまった。

皐月が趣味であるお昼寝をしてる所に美雪がやってきた。どうやらその日は演習をする予定だったらしい。

時間になった来なかったので美雪が探しに生徒会室を訪れるとクジラの抱き枕で寝ている皐月を発見したのだ。美雪は優しく起こしたのだが。皐月は

「もう少しだけ、後10分だけ」とただを捏ねていたらしいく、それに腹を立てた美雪は皐月の抱き枕を取ろうとしたのだが、その瞬間皐月の抱き枕は尾と胴体で切れてしまった。それから、美雪と皐月には気まずい空気が流れている。

「なんで、そのメンバーになるの?」

『先生の趣味であり唯一の取り柄、手料理を出しましょう』

「料理って……」

『2人とも直ぐに向かうそうですよ』

「わかったよー、料理作るね」


数時間後


「先生、やって来たよ・・・」皐月が勢いよく扉を開ける。しかし直ぐに元気はなくなり顔を顰めるのだ。

「なんで、犬の君がいるのか?美雪ちゃん」

「私は狼です、それよりもなぜ皐月さんが?」

「ー先生き呼ばれたからだよ」

「私も同じく」そんな会話を聞き伊織が一つ部屋から出てくる。扉を開けると香辛料と刺激の匂いがする。

「2人ともよく来たね」

「先生なにしてるの?」

「まだお昼ご飯食べてないよね?」

「そうですが、」

「私の手料理カレーだったらあるけど食べる?」

それを聞きさっきまでの空気はなくなり穏やかになった。皐月も美雪は抱き枕のことは忘れて楽しそうに話している。それを見て伊織は戸棚からあるものを取り出す。

「それ・・・」

「皐月の抱き枕だよ、綺麗になってるからまだ使えるはずだよ」それを聞き皐月は伊織から受け取る。

「うへへ、」皐月はそれに抱き枕「ありがとう」と呟くそれ見て美雪は、

「その、この前は本当にすみませんでし。その後も 色々と嫌な思いをさせてしましい」美雪は頭を下げて皐月ち謝る。それを見て、

「こっちもごめんね。美雪ちゃんこれからはお昼寝の時間短くするね」皐月はそう言い美雪に抱きつく。

これで、一件落着。

『・・・先生の趣味とは一体』

『それは後々わかるよ多分』

本編と時間軸が変化する可能性があります。

話は題名と大分違いました。書いていると色々脱線してしまいますからねー

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