50.オーレン討伐隊結成
渾身の処女作です!
本気で書いているので、ぜひご一読ください!
完結確実
俺は兄弟たちである魔族化した暴徒を救出したのち、ベルと話し合っていた。
「あのオーレンとやらのせいで、本来わしに流れるべき人間の負の感情が、やつにも流出してしまっとるのじゃ。
そのせいで、わしの魔力が下がってしもうとる。これは一大事じゃ。」
「ああ、やつの悪政は見るに堪えん。
俺もやつを消したいところだ。」
そう、オーレンの悪政はひどいものであった。
貴族、庶民の見境なく増税を強制した。
さらに自身への献上品として、金、食糧、女を大量に要求していたのだ。
俺は弱者の味方だ。
弱者が困っているこの政治を変えねばならない。
元凶であるオーレンを倒す必要がある。
「意見も一致したことじゃ、連合軍を組むのはどうかの?」
「連合軍?
誰と手を組むんだ?」
「人間しかおるまい。
わしは人間と手を組み、恩を売る。
そこで、魔族共住特区を提案するのじゃ!
どうじゃどうじゃ!?
完璧な作戦じゃろう?」
なるほど、確かに恩を着せられるし、魔族は人間の味方であることを印象付けられる。
ありかもしれない、いや、ありだ。
「それはいいな。
魔族の印象をよくできるかもしれない。」
「そうじゃろそうじゃろ!
わし、天才かもな!
わっはっはっはっ!!!」
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俺は学園のクリフォードの寮に向かい、この件をクリフォードに相談した。
「魔族と人間の連合軍を作れないだろうか?」
「まあそうだなあ。
まず、国の軍は使えないだろう。
オーレンが牛耳っているし、何より議員貴族どもが魔族を受け入れるとは思えん。
戦う人間はこちらで準備するしかないだろうな。」
「やはりそうなるか・・・。
まあ、国の軍はたいしてあてにしていないから問題はない。
小粒がそろっても、オーレンに一気に殺されるだけだろう。
少数精鋭でたたかったほうが良いだろうな。
例えば、だれが協力者になりえるだろうか?」
「ああ、人間側の協力者か。
そうだな。
私にクリスタル・・・それくらいしかいないな。」
「うーむ、人間側の協力者は思ったよりもだいぶ少ないな。
しかし、勇者2人となれば相当心強いか。
これに魔王軍を合わせれば、十分オーレンと闘えるだろう。」
俺たちは早速クリスタルのもとへ向かった。
コンコンっ
クリスタルの寮室に入る。
「クリスタル、久しぶりだな。」
「ジェラルドか、学園にも来ず何をしていた!?」
まったくクリスタルは、俺が王政のごたごたに巻き込まれていたとも知らずに・・・。
「ま、まあ、色々忙しくってな。
顔を出せず、すまない。
さみしかったか?」
「バカモノ!
さ、さ、さみしくなんかないわ!」
隠すのが下手である。
「さては、クリフォード様とまたなにかコソコソとしておるな?」
「お前は勘違いをしているぞ。
俺たちは真面目な話をしに来たんだ。」
俺はクリスタルに対し、オーレンが魔王になり王政を牛耳っていることを伝えた。
「とまあ、王政はオーレンの手によってめちゃくちゃだ。
そこで、勇者であるクリスタルに魔王討伐を手伝ってほしいんだ。」
クリスタルはふむふむと聞いている。
「命の危険もあるし、クリスタルはまだ未熟だ。
無理しなくても良いのだぞ。」
クリスタルが口を開く。
「何を言うか、ジェラルド!
私は勇者だ!
魔王討伐をしなければ生きている意味もあるまい。
ぜひ参加させてもらおう!」
心強い返事だ。
「ただな、今回は相手が相手だ。
実はな、魔王軍も戦いに協力することとなっているのだ。
異論はないな?」
「なに!?魔王だと!?
魔王はオーレンだけではないのか!?」
ああ、その辺も説明せねばならんな。
俺は、魔王ヴェルナ・ヴォイドウィッチの存在や、
ベルのチカラがオーレンに吸い取られてしまっているため、魔王同士は敵対しているという説明をした。
さらに、ベルが人間に対し危害を加えるつもりもないことを付け加えて説明した。
「なるほど、敵の敵は味方というわけだな!
魔王ヴェルナが人間に危害を加えないと宣言しているとは驚いた。」
「しかしな、ジェラルド。
なぜただの学生であるお前が、そんな魔王に詳しいのだ??」
ぎくっ!
クリスタルには俺が魔王の右腕であることは隠していたのだった。
こうなったら打ち明けるしかあるまい。
俺は単なるスライム人間ではないこと、魔王の右腕として色々と暗躍していたことをクリスタルに打ち明けた。
一応、巨大スライムで貴族を虐殺したことは伏せた・・・。
「なにいいいい!?
ジェラルド、実は裏では大変なことをしていたのだな!
ただ者ではないと思っていたが、そこまでだったとは・・・。」
クリスタルは、好きだった男が実は予想以上に強くてキュンキュンが止まらない様子だ。
「まあな、今まで黙っていたのは申し訳ない。
しかし、魔王と勇者が味方となった今、隠す必要もあるまい。」
まさか、クリスタルに自分の正体を打ち明けることになるとは夢にも思わなかった。
「では、私たちは準備に取り掛かるとしよう。」
クリフォードはクリスタルに声をかけた。
「ちょ、ちょっと待ったーーーー!」
突然クリスタルが声を張り上げた。
「どうしたクリスタル?」
俺はクリスタルが叫んだわけを聞く。
「そ、そ、そのだな。
今回の戦いで私は命を懸けるわけだ。
つまり、死ぬ可能性がある。
わ、私はまだ処女だ。
死ぬ前にだな・・・、え、えっちというのをしてみたいんだ。
わ、わ、悪いか!?」
え? 何を言い出すかと思えば、と俺は呆然とした。
「あらあら、私もその気持ちはわかるぞ。
私は処女のまま魔王に挑んだがな!
クリスタルは正直者だな!
わっはっはっ!!!」
「そ、それはつまり、俺に抱かれたいということか?」
「だ、だからそう言っておるだろ!
何度も言わせるでない!」
「そうだ、私も混ざっていいか?
私も手伝えば、クリスタルも安心だろう?」
「なっ!? 勇者2人とだと!?」
勇者2人と行為に及ぶなど、夢のようである・・・。
「悪いか?」
「いや、悪くない、むしろ良いな!」
「破廉恥!」
クリスタルは恥ずかしそうに言う。
俺はクリスタルを抱きかかえてベッドに運び、前戯からじっくりゆっくりと優しく行為に及んだのであった・・・。
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