42.一方そのころ、オーレンは ~貴族虐殺~
渾身の処女作です!
本気で書いているので、ぜひご一読ください!
完結確実
オーレンは憤慨していた。
自身が王位につけなかったからである。
自身が王になれば、富、名声、権力、女、すべてを手にできると考えたからだ。
それが、あと一歩のところで、ジェラルドとソルティに取り上げられてしまった。
「なぜ俺が王ではないのだ!!!
ここまでお膳立てしたのに!!!
わざわざいきたくもないジェラルドの家に何度も足を運び!
わざわざやりたくもない政治運動を主導し!
なぜだーーーーー!!!!」
オーレンは頭がよくない。
頭がよくないなりに、ジェラルドと作戦会議を重ね、政治の運動にも参加した。
彼にとっては苦痛であった。
しかし、そうまでしてなりたかった王の座を目前にして取り上げられた。
彼の怒りは最高潮であった。
しかし、この苛立ちを表立ってジェラルドに見せることはできない。
ジェラルドの背後には魔王がいるからだ。
ジェラルドに歯向かうということは魔王に歯向かうということ。
つまり、死だ。
さらに、そもそもジェラルドにさえ勝てないのではないか、という不安もあった。
自身と互角である剣聖ガルガッソをジェラルドは倒しているからである。
オーレンは、弱気になっている自身へも憤慨していたのだ。
オーレンはこの怒りをどこにやればよいものか、考えあぐねていた。
そこに舞い降りた1つの光明、上級貴族たちを殺すことである。
彼の怒りは、上級貴族たちに向けられる。
八つ当たりである。
オーレンは今朝の国王ソルティとの面会で、殺すべき上級貴族のリストをもらっていた。
このリストに載っている人物を片っ端から殺す。
彼の憂さ晴らしにちょうど良い案件であった。
「このリストに載っている貴族は皆殺しだ!
俺の憂さ晴らしに付き合ってもらうぞ!!!」
オーレンは怒りのままにリストの上級貴族を巡っていった。
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「これはこれはオーレン殿、ごきげんよう。
しかし、国王暗殺とは、これまた大きく出ましたな。」
「それがどうした?」
「い、いえ・・・。
ただ、あまり好き勝手されるのも困りますぞ。
いまや国政の実権を握っているのはオーレン殿とどこの馬の骨とも知れぬ暗殺者ではありませぬか。
オーレン殿も暗殺者も国政においてはずぶの素人。
この先、国政はどうなることやら・・・。」
「お前たちが国政を動かしても、ろくなことにはなるまいて。」
オーレンは皮肉気味に吐き捨てる。
「な、なんと!
私たちの政治は何の問題もなかった!
それをオーレン殿がめちゃくちゃに乱されたのですぞ!
自覚を持っていただきたい!!!」
「だまれい!!!」
オーレンは貴族との問答に飽きたのか、貴族の首を切り落とした。
そして、怒りのままに貴族の体をめった刺しにした。
人間ミンチの完成である。
「次だああ!!!」
オーレンはミンチ死体を放置し、そのままリストの次の人物のもとへ向かう。
「オーレン殿、お久しゅう・・・。
ぐはっ・・・。」
出会い頭に切り捨てた。
そしてまたしても怒りのままにめった刺し。
「次い!」
「ぐはっ!!」
「次い!」
「ぐふう・・・!!」
オーレンは瞬く間にリストの貴族を皆殺しにした。
「はあ、はあ、はあ・・・。
まだだ、まだ憂さが晴れねえ!」
オーレンは気が付くと、玉座の間の扉の前にいた。
「な、なぜ俺はここに・・・?」
オーレンは本能で動いていた。
そう、新国王ソルティを殺すために・・・。
ソルティを殺せば、自分が王になれる。
そう考えたのだ。
オーレンは返り血を大量に浴びだ状態で、玉座の間の扉に手をかけた。
その時。
「何をしているのだ。」
ジェラルドだ。
間一髪のところでジェラルドが声をかけた。
「はっ!
よおジェラルド、こんなところで何をしている?」
オーレンは我に返り、とっさにジェラルドに質問する。
「それはこっちのセリフだ。
その返り血、貴族どもをヤッたのだな?
王に面会するなら、せめてシャワーに入ったらどうだ?
それからでも王への報告は遅くあるまい。」
「あ、ああそうだな・・・。」
オーレンはジェラルドに殺気を気づかれたか不安になったが、起きてしまったことは仕方ないと、考えることをやめた。
オーレンは欲の塊だ、自身の目的のためならば他人の気持ちや命など意に介さない男なのだ・・・。
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