32.一方そのころ、オーレンは② ~魔王の手紙~
渾身の処女作です!
本気で書いているので、ぜひご一読ください!
完結確実
俺は魔王に返り討ちに遭った。
自分の実力を思い知らされた。
自分の実力は、所詮人間の中で優れていただけだ。
井の中の蛙とはこのこと。
魔族の中では上級クラス、でも、魔王にとっちゃハエみたいに弱かった。
俺はもっと強くならなければならない。
なぜかって? 理由などない。
それが、俺の「欲望」として存在する以上、俺はそれに従うまでだ。
しかし、あの狼野郎にすらかなわなかったのはかなり精神的に来るものがある。
まだまだ修行が足りん、俺はもっと人を殺してレベルアップせねばならん。
そうだ、人殺しといえば戦争だ。
戦争さえ起きれば俺は最強になれる、あの魔王にも届くやもしれん。
魔王がなぜ人間同士で戦争を起こさせたいかは知らんが、俺には都合がいいことだ。
ちょうど俺自身のレベルアップにつながる。
さて、俺は魔王のため、自分のため、戦争を起こさなければならない。
しかし、帝国の将軍一人にそんな力はない。
どうすればよいものか・・・。
俺が他国に攻め入って無理やり戦争を起こす?
いや、ありえん。
俺が処刑されるだけだし、俺が汚名を被るのは嫌だ。
俺は賢く戦略を考えるのが苦手だ・・・。
もう一度考えよう。
俺が戦争を起こせないのはなぜだ?
権力が無いからだ。
では、権力を持てばいい。
つまり、俺が王になればよいのだ!
暗殺者らしく、王を暗殺してしまえばよいではないか!
「俺ってば、頭いい!」
この男、保身のためならば一国の主を殺してしまうのだ。
しかし、王の周りには近衛兵が常にいる。
暗殺現場を第3者に見られてはいけないのだ。
どうしたものか・・・。
近衛兵の買収か?
しかし、いつまで俺の暗殺の事実を隠ぺいしてくれるか、わかったもんじゃない。
なしだ。
近衛兵ごと、その場の人間をすべて殺すか?
いや、誰か一人にでも逃げられたらアウトだ、大声を出されてもアウト。
なしだ。
うーむ、どうしたものか・・・。
王の暗殺となると、一筋縄ではいかんな。
俺が悩んでいると影から何かが現れた。
「なにやつ!」
俺はとっさに戦闘態勢に入る。
そいつは魔物ではないか、魔王の差し金か?
手紙を持っている。
俺宛のようだ。
俺が手紙を受け取ると、その魔物は去っていった。
ちなみに、この魔物はシャドウである。
魔物は人語を解さないので、オーレンと会話はできない。
ジェラルドと魔物が会話できているのは、ジェラルドの能力のおかげなのである。
「なになに・・・。
帝国の将軍へ。
2国間戦争の件、貴様だけではやはり不安じゃ。
協力者を1人用意した。
わしの右腕じゃから、賢いし腕もたつ。
そやつはアブソルティア学園の寮301号室におるから困ったら尋ねるがよい。
魔王ヴェルナ・ヴォイドウィッチより」
魔王め、気が利くではないか。
ちょうど困っていたところに右腕を用意してくれるとはな。
手紙を読み終えると、その手紙がボッと炎に包まれ、焼失した。
証拠隠滅のためだろう。
さて、次に向かうはアブソルティア学園寮301号室である!
俺は例のごとく女を買い漁り、アブソルティア学園へ向かった。
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「アブソルティア学園到着!
パンパンパンっ!!!」
「お前たちはここで待っていろ!
俺は学園に用がある!」
「あーん、オーレン様ーーー♡」
えーっと、301号室だったな。
コンコンっ
「邪魔するぜい!」
こうして、オーレンはジェラルドと再会を果たすのであった。
1度目は酒場で会っているが、オーレンは酔っぱらっていたため、ジェラルドの顔を覚えてはいない。
2度目はジェラルドがスライム状態で会っているため、オーレンはジェラルドの顔は知らない。
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