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28.古代勇者帰還

渾身の処女作です!

本気で書いているので、ぜひご一読ください!

完結確実

さて、俺はいま、古代勇者クリフォードの帰還を人間界に知らせに、クリフォードとともにアブソルティア学園の学長室に来ている。


「アブス学長、お忙しい中、お時間いただきありがとうございます。」


頭の前方から頭頂部がはげた白髪の老人、白く長いひげを蓄えた、いかにも大魔導士といった見た目だ。


「いやいや、今日は暇じゃったからよいぞ。

 若いもんとの交流はなるべくとるようにしとるのじゃ。

 わしの若さの秘訣よ、ふぉっふぉっふぉっ。」


「して、その隣の美人さんはどなたかの?

 うちの学生にはおらんかったように思うのじゃが・・・。」


アブス学長は学生の顔と名前を憶えているため、クリフォードが学生ではないことが分かったのであろう。


「ええ。実は内密の話なのですが・・・。

 この俺の隣にいるのは、古代勇者・クリフォードなのです。」


「なんとな!

 ただならぬ気配は感じ取っておったが、まさか古代勇者とな?

 では、疑っておるわけではないのじゃが、念のため、勇者の証拠である肩の紋章を見せてもらおうかの。」


クリフォードはそういわれると、上着を少しはだけさせ、肩の紋章を学長に見せた。

というか、そんな紋章があったとは。

クリスタルとベッドでいちゃついたときには気付かなかったな。

無理もないか、肩をまじまじと見るなんてことはしない。


「これでよいか? 学長殿。」


「おーー! それはまさしく勇者の紋章。

 美人の素肌はええのお、しかし、最近はハラスメントに厳しいのでな・・・。

 さ、上着を元に戻したまえ。」


このエロジジイ!

今のセリフで既にセクハラ確定だぞ!?


クリフォードは上着をさっと戻した。


「それでですね、学長。

 俺は彼女を学園の学生とすることを提案します。

 まず、学生となるための最低限の実力は優に超えています。

 それに、なんといっても在校生である現勇者クリスタルの指南役として最適です。」


「ああ、まあその前にじゃ。

 わしに説明を頼む。

 なぜ古代勇者がここにおるのじゃ??

 話についていけんわい。

 老人を置いていかないでおくれ。」


「これは失礼しました。」


しかし、成り行きを正直にすべて説明すると、俺と魔王のつながりがバレてしまう・・・。

俺と魔王のつながりを伏せて説明する必要がある。


クリフォードは仮の成り行きの説明を始めた。


「実は、魔王の配下が特殊な方法で学園内に侵入し、封印術の書を盗み出しまして。

 それによって魔王の封印が解かれたのです。

 それに伴い、魔王を自身の体を媒体として封印していた私が、魔王の体からはじき出されてしまったのです。

 私はからくも魔王軍から逃げ出し、町を放浪していたところに、ジェラルドに出会い、いまに至るのです。」


うむ。なかなかよくできた嘘だ。

俺と魔王が面識がないことになっている。


「そうなのじゃよ、実はな、第3者には情報を流していないのじゃがな、

 わしが守っておった魔王封印の書と、わしのかわいいゴーレム2体が何者かにさらわれてのお。

 やはり魔王の差し金じゃったか・・・。

 しかしの、どうやって学園内に侵入したのじゃ・・・。

 魔物をはじく非常に強力な結界を張っておるのじゃがなあ。

 なにか知らんかの、クリフォードよ。」


無論、封印の書とゴーレムを盗んだのはこの俺であるが、そんなことは死んでも言えない。


「私にはわかりかねます。

 申し訳ない。

 結界を無効化する魔族が現れたのか・・・。」


「いや、それはなかろう。

 結界は問題なかった。

 術者であるわしが保証しよう。

 となると、人間が魔族側についたか・・・。

 まあ、ここで考えてもらちがあかんな。

 しかしな、クリフォード殿が魔王から分離したということは魔王が復活したということじゃろう?

 これはまずいのお。急いで国に報告せねばなるまいて。」


勘のいいじじいだ。

さすがは学長、ただのエロジジイではない。


「よし、ことの成り行きは把握したわい。

 で、クリフォード殿が学園に入学する話じゃったな。

 よかろう、学長の権力で無理やりねじ込んでやろう。

 勇者の指南役だけでなく、古代について、歴史の講義にも力を貸してほしいのお。

 寮も特別に貸し与えよう。」


「感謝する、アブス学長。

 話が変わるのだが、私は魔王に捕らえられている間、魔王と話したのだ。」


すると、クリフォードは魔王との話し合いで決まった、魔族共住特区について、学長に提案した。


「どうだろうか、悪い話ではなかろう?」


「すべて理想通りにいけば、そんな素晴らしい話は無かろうな。

 しかし、魔族がいつ反旗をひるがえすかわからん。

 魔王はまだ信頼に足らんの。

 わしの封印の書とゴーレムちゃんを盗みおったしの。 

 あまりにも危険じゃ。

 結論を言うと、わしは反対じゃ。」


やはり、そう簡単に認められる話ではない。

アブス学長は続ける。


「それに、治安の問題だけではない。

 魔族が味方になっては生業が奪われてしまう職業も多い。

 まず教会じゃな。

 彼らは魔族から人々を救うとする神を信仰しておる。

 魔族が人々に危害を加えないとなったらどうか、教会が嘘をついていることになってしまうじゃろ?

 それに冒険者じゃ。自分らよりも強い魔族が護衛の職については、彼らの職が奪われる。」


たしかにそうだ。

魔族共住特区ができることに伴う問題は治安の問題だけでなく、多岐にわたる。


「まあ、これはわしの独断じゃ。

 他の首脳陣が何というかはわからん。

 しかし、みな似たような意見になるじゃろうな。

 この件は諦めることじゃ。」


くそ、ベルの描く理想郷は実現できないのだろうか・・・。

もどかしいが、この件について今の俺にできることはなさそうだ。


「承知した、アブス学長。

 あなたの考えはもっともだ。

 では、私は現勇者に挨拶に行こうと思う。

 失礼する。」


「ああ、指南役、よろしく頼むぞ!」


アブス学長と別れた俺たちは、現勇者に古代勇者を紹介しに向かった。

新たな三角関係勃発か!?


一生懸命書きました、いいね、RTをぽちっとお願いしますm( _ _ )m


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