27.城内案内
渾身の処女作です!
本気で書いているので、ぜひご一読ください!
完結確実
俺は魔王城についてクリフォードを案内することになった。
「ジェラルド、案内よろしく!」
クリフォードは俺と二人きりになれたからだろうか、上機嫌だ。
しかし、そんな上機嫌もつかの間であった。
なぜなら、城内ではいたるところで魔物同士が交尾をしているからだ!
「ベルの能力が戻って、異種族間の交尾が可能になったからな。
それからはというもの、城内では異種族交配が常に行われているんだよ。」
「なんて破廉恥な城だ!
ジェラルドがいなければこの場で切り捨てているところだというのに!」
クリフォードは両手で顔を隠しつつも、指の間から交尾の様子をしっかり見ている。
「見たことが無い魔物が大勢いるな。
繁殖が成功している証拠だ。」
人類は魔物がスライムだけだと思っている。
しかし、本来はこれだけの種類がいるのだ。
スライムにゴブリン、リザードマン、ダークエルフ、ワーウルフ、様々だ。
さらに、それらがかけ合わさって、ゴブスライム、リザードスライム、ダークワーウルフ、無限に種類が増えている。
「クリフォード、ここが食堂だ。
ここで食事をして、空いた食器類はこっちに置くんだ。
すると、当番の魔族が片づけてくれる。」
「ああ、それはわかったが・・・。
なぜ、食事中や仕事中にこいつらは交尾をしている!!!
なんて野蛮で破廉恥なんだ、魔族というのは!!!」
「仕方ないさ、色欲の魔王ベルの能力によってそうなってしまっているんだから。
大目に見てやってくれ。」
そんなことを言いつつ、次の部屋へ。
「そして、ここが、交尾部屋だ。
ベルの能力が戻っていないとき、俺がここでよく交尾をして繁殖の手伝いをしていたんだ。」
「こ、ここでジェラルドが交尾を・・・。
ごくり・・。」
唐突にクリフォードは俺に質問を投げかけた。
「あ、あのう、ジェラルド?
時間はまだあるのか?」
「ああ、急ぎの用はないぞ?」
すると、なんとクリフォードは俺を押し倒した!
「なにをする突然!」
「ここが交尾部屋なのだろう?
では、これが正しい使い方であろう?
私をここで抱いてくれ、ジェラルド。」
なんと、クリフォードはここで俺に抱かれたいらしい。
こんな美人にこんなに迫られて、断れる男はいないだろう。
「初めてが俺でいいのか?」
「ええ、ジェラルドがいいの。」
「しかし、昼間だぞ!?」
「ああ、でも。
これだけ魔物の交尾を見せられて、我慢できるほうがおかしいだろう。」
「ええい、とりゃああああ!」
クリフォードは俺のズボンを思い切り脱がせる。
「ま、待てええい、前戯というものをだなあ!
あああああああ!!!!」
その日、俺はクリフォードに犯されたのだった。
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「おう、案内ご苦労じゃったの。
何とも楽しそうではないか? クリフォード。」
「私とジェラルドの情事まで盗み聞いていたのか! 変態魔王!」
「変態魔王とな、それは褒め言葉だぞ!
いやしかし、おぬしの発情の高ぶり、美味かったのお!
もっとやってよいぞ! わっはっはっは!
して、城内見物はいかがであったかな?」
「ああ、魔物どもからは悪意は感じられなかった。
悪意はないが、性欲の権化であるな。
どこもかしこも交尾だらけであったぞ。
さすがは破廉恥魔王の城だ!」
「おお、おお!
ええのお、ええのお!
もっと褒めい褒めい!」
「褒めてない!」
「話は変わるがな、私はいつまでも魔王のところに世話になるわけにはいかん。
勇者という立場上、やはりだめだ。
無論、ジェラルドとは一緒にいたいがな、仕方あるまい。」
「でも、どうやって暮らしていくんだ?
現代に身寄りもないだろう?」
「まあな、そこは考える必要があるな。
まあ、剣の道場でも開いて食っていくなり考えるさ。」
「学園に入るのはどうだ?
実は俺も学園に通っているし、現代の勇者もそこにいるんだ。
現代の勇者はクリスタルといってな、クリフォードに見た目も性格もよく似ているんだ。
よかったら剣の稽古だとか、先輩勇者として色々と教えてやってくれないか?」
「そうなのか!
それはいい!
住まいは学生寮にすれば良いな!
ジェラルドと同じ部屋にしようか!」
「いや、寮は男女で分かれるからそれは無理だな。
ただ、俺は今宿に住んでいるのだが、寮のほうが安いし何かと便利だ。
俺も引っ越そうかな。」
「ああ、そうするといい!
私も入学だ!」
「学長に問い合わせれば、特別待遇として途中入学できるやもしれんな。
俺からも掛け合ってみよう。
ただし、学長には俺と魔王のつながりは伏せること!
これは絶対だ!」
「何から何まですまんな、ジェラルド、恩に着る。」
「それでいいな、ベル?」
「それでも良いが・・・。
現代の勇者と結託してわしを倒しに来ないじゃろうな??
みすみす勇者クリフォードを逃すのはわしとしてはメリットが無いぞ。」
「ではそうだな。
先日貴様が言っていた、魔族が人間を凌辱することの世界とは具体的に何だ?
私の納得するものであれば、協力も辞さん。
どうだ、これで私を逃がす気になったか?」
「うーむ、よかろう。
では、わしの考える、魔族と人間の共存する世界じゃが・・・。
魔族共住特区をつくるという手じゃ。
魔族には人間と共存できるやつもおろう。
例えばダークエルフは魔術の教師になる。
それに、スライムはマッサージ屋にもなる。
オークは力仕事、リザードマンは空飛ぶ配達人にもなろう。
特にじゃ、サキュバスやスライムに風俗店をやらせれば、わしのエネルギーにもなろう?
どうじゃ? ええじゃろ?」
「両者がそれで納得できるならばそれも一つの理想だな。
しかし、人間側の恐怖心はぬぐいきれん。
魔族の治安など、不安も残ろう。」
「治安は問題ないわい。
魔族はすべてわしの子らじゃ。
わしのいうことを聞けない奴はおらん。
安心せい。
問題を挙げるのならば、人間側の心の壁じゃな。
そればかりは、慣れてもらうしかあるまいて。」
「わかった。そこまで言うのならば、その意見、前向きに考えておこう。」
「よし、きまりじゃ!
しかし、よいな?
くれぐれも、再びわしを封印使用などと考えるでないぞ?」
「ああ、勇者に二言はない。」
「よかろう!
ここに、魔王勇者不可侵条約、締結じゃ!!!
わっはっはっは!」
「というわけじゃ、すまんな、ジェラルド」
「なにがだ?」
「いやな、おぬし、貴族に復讐したかったのじゃろう?
わしが勇者と不可侵条約を結んだせいで、人間に復讐できなくなってしもうたわ、すまぬ。」
「まあいいさ。
この間の貴族の町を襲撃した件で俺はある程度スッキリしている。
俺のことは気にしないでくれ。」
「かたじけないな、ジェラルドよ。」
こうして、古代の勇者クリフォードと魔王ヴェルナ・ヴォイドウィッチは一時和解をすることとなった。
そして、クリフォードはアブソルティア学園に入学し、現代の勇者の指南役として暮らしていくという方針が決まった。
古代の勇者と現代の勇者とのいちゃいちゃ学園ライフの予感がするのは俺だけだろうか・・・?
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