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17.実技試験2回戦

渾身の処女作です!

本気で書いているので、ぜひご一読ください!

実技試験1回戦は難なく突破した。

さて、次は2回戦である。


「1回戦のような下劣な技は使うでないぞ。

 私は勇者だ、勝ち方にもこだわらなければならん。

 私の試合は国民が見ているのだぞ、自覚を持ってくれたまえ。」


「まあ、確かにな。

 ジーナも国民の前で乳首をさらされちゃあ、たまったもんじゃないな。」


「そうだぞ、彼女が嫁に行けなくなっていたらどう責任を取るつもりだ。」


そんな話をしながら第2試験会場へ着いた。


しばらく待っていると、対戦相手と思われる2人組がやってきた。


「なにっ、クリスタルじゃねえか!

 俺だよ、ガル!

 覚えてるか?」


歳は俺たちとそう変わらない、好青年だ。

どうやらクリスタルの知り合いらしい。


「ガル? って、あのガルか!

 見ない間に大きくなったなあ。」


「それはお互い様だ。

 お前も勇者として成長しているようだな、相手として不足なしだ!」


「ガル? 知り合いか?」


「おい、お前にガルと呼ばれる筋合いはないぜ!

 ガルガリオンと呼べ!」


「ああ、幼馴染といったところか。

 剣術道場で切磋琢磨した旧知の仲だ。

 こいつはガルガリオン・ガルガントといってな、剣聖と名高いあのガルガッソの1人息子だ。」


俺も聞いたことはある。

この世界で剣聖と呼ばれる3剣士が一人、ガルガッソ。

そいつの息子ということは、相当の実力者であり、おぼっちゃんなんだろう。


「クリスタルの横に並んでよいのはこの俺くらいだが、パートナーがくじ引きとあっては仕方ない。

 そこのお前、クリスタルのパートナーに恥じぬ戦いをしてくれよ。」


このガルガリオンとかいう男、相当クリスタルに入れ込んでいる様子だ。

幼馴染というのだ、きっと未練タラタラなのだろう。

クリスタルのパートナーとなった俺がうらやましくてたまらないに違いない。


「1回戦はクリスタルと見事なコンビネーションだったんだ、2回戦も同じようにやるだけさ。」


そう言い、俺はクリスタルの肩をポンと叩いた。

もちろん、ガルガリオンを挑発するためである。


すると、ガルガリオンは予想通りの反応を見せた。


「ムキー!! お前、勇者に気やすく触れるでないわー!!

 平民ごときがーー!!」


こいつはイジり甲斐がありそうだ。


ガルガリオンの相方はというと、すみっこで何かぶつぶつ言っている。


あまり人と関わりあいたくないタイプだろうか。

俺もどちらかといえばそういうタイプだが、こいつは度を越えているな。


「お前の相方はずっとああなのか?」


俺はガルガリオンに質問する。


「ああ、やつはミグルって名前だ。

 1回戦は勝ったんだ。

 よくわからん奴だが、なかなかやるぜ、ミグル。」


たしかに、あの手の不気味な奴はたいがい強い。


そうこうしていると、試験官がやってきた。


「さあ君たち、自己紹介は済んだかな。

 もう試合始めるよ、いいね?」


またしても唐突である。


「では、試合開始!」


第2回戦が始まった。

ここで勝利すれば、合格は堅いだろう。

ベルからの任務だ、何としても勝たねばならん。

ここで合格しなければ、アブソルティア学園に入ることすらかなわない。


「ジェラルドよ、ガルの能力だがな・・。」


クリスタルが俺に耳打ちしてきた。


「奴は電撃を使う。

 奴の剣技はすべて電気が流れていると思え。

 私の剣の柄は電撃や炎、氷の体制があるからさほど問題はない。

 奴の剣技は私が受けよう。」


さすが勇者、前回の試合とは違い、頼りになるな。


問題はミグルの能力だ。

ミグルも剣を持っているため、剣士なのは間違いない。

何をしてくるのかわからん。

ガルガリオンはクリスタルが何とかしてくれる。

俺はミグルをなんとかせねばならない。


と、色々考えているうちにミグルが切りかかってくる。

そして、ミグルが大きく息を吸い込み、口を大きく開けた。

と同時に視界がピカッと光った。

周りが見えない、目が痛い。

閃光だ。

そうか、ミグルの能力は閃光弾だ。

奴は口から光を放つのだ。


俺はスライムの体をうまく変形させ、ミグルの一太刀を間一髪で交わす。

何も見えないので正直言うと勘であった。

しかし、相手も俺がスライムの体に変形するとは夢にも思わなかっただろう。


再び閃光が来たらまずい。

スライムのように体を変形させることはバレてしまっている。

今度は斬られる。


そうだ、これは少しズルいかもしれない。

だが勝つためにはやるしかない。

背に腹は代えられないのだ。


俺は今回の任務でスライムの能力しか使わないといったわけではない。

スライムの能力しかないと思わせればそれでいいのである。


つまり、バレなければシャドウの能力も俺は使っていい。

眼球だけをカゲツカイにメタモルフォーゼさせれば、閃光をカゲで吸収できる。

眼球だけカゲツカイに変えても俺の本来の能力はバレはしないだろう。


ミグルは再び閃光を放つ構えだ。

ふっ、馬鹿の一つ覚えか。

俺はみんなと違って、魔物の能力を複数持つ。

お前たちのような能力ひとつ持ちとはわけが違うのだよ。

せいぜい、自分の生まれ持った能力を恨むのだな。


ミグルが切りかかる。

ピカッ!!!

俺はすかさず眼球をカゲツカイにメタモルフォーゼする。


「メタモルフォーゼ・カゲツカイ(小声)」


やはり。

光が影に吸収され、俺の眼球は守られた。

そして、ミグルにとって、俺は目くらましをされた無防備な雑魚。

しかし、実際は目くらましなど効いていない。


ミグルの甘いなめ切った一太刀を軽くかわし、スライムパンチをミグルのみぞおちにぶち込む。

極限まで硬化されたスライムパンチがみぞおちに入れば、ひとたまりもない。

気絶するか、長時間悶絶するかのどちらかだ。


「スライムパンチ!!!」


案の定、ミグルは泡を吹いて気絶した。


「なんで見えて・・・いる・・・。ぐふっ・・・。」


ミグルにとっては理不尽極まりないだろうが、これが現実だ。


「ミグルーーー! くそっ、俺1人で2人相手はちときちーぜ。」


「まだそんなやつごときに手こずっているのか、クリスタル。」


「これでも剣聖の息子、なかなか手ごわいぞ。

 あまり油断するでない。」


二人の実力は拮抗していた。

クリスタルの剣技はガルガリオンに劣らない。

しかし、ガルガリオンは筋力でクリスタルを上回っていたのだ。


俺は加勢してやりたいが、奴に触れることはできない。

電気が俺の体に流れてお陀仏だ。


こうなったら策は一つしかあるまい。

俺がクリスタルの体に張り付き、筋力増強の役目を果たすのだ。

そうすれば、俺がガルガリオンに触れることもないし、クリスタルが筋力で劣ることもなくなる。


そうと決まれば、俺はさっとクリスタルに張り付き、耳元で作戦を述べた。

クリスタルは納得した様子で力強く頷いた。


俺が張り付いてから、クリスタルの動きが格段に良くなった。

ガキンっガキンっ


剣と剣が重くつばぜり合いを繰り返す。

さすがのガルガリオン、勇者の剣筋を幼い頃から見ていただけあり、筋力が増した程度では引き下がらない。

何かあと一歩が足りない。

あと一つ何か策を講じればクリスタルに軍配があがるだろう。


状況を整理する。

ガルガリオンの攻撃は俺とクリスタルの力で抑え込んでいる。

あと一歩のところでガルガリオンを押し切ることができる。

俺は今、クリスタルに張り付いている。


そうだ! この策がいい。クリスタルは了承しないかもしれない。

クリスタルには秘密にして策を講じよう。


後でクリスタルに殴られるかもしれんが、俺は決心した。

まず、クリスタルの服を胸元の少し谷間が見える程度に溶かした。

そして、ガルガリオンに見せつけるかの如く、クリスタルの控えめできれいな胸を揉みしだいた。


ガルガリオンは驚愕とした表情を浮かべる。


「にゃにゃ、にゃにをしておる貴様ーーー!!!!

 俺だって触ったことにゃいのにーーーー!!!!」


「ジェラルド貴様、何をしておるか!

 戦闘中に発情とは何たる破廉恥な!!!」


二人とも動揺している。

クリスタルの動揺ぶりは予想外であったが、ガルガリオンの慌てっぷりは予想通り。


「作戦だよクリスタル。

 お色気作戦だ。

 ガルガリオンは今動揺して何もできまい。

 ここが隙だ、いま仕掛けるんだ!!」


クリスタルは不本意そうだが、今こいつを倒すにはここしかないということをクリスタル自身が納得したようだ。


「デーモンスレイヤー!!!」


「うぎゃあああああ!!!!」


ガルガリオンの下心を刈り取った!!!

ガルガリオンは大ダメージを受け、その場に倒れこんだ。


「勝負あり、そこまで!!」


試験官の声がかかった。


客席からは賛辞の声、拍手が鳴り響く。


「よくやった!!

 素晴らしい剣技の応酬、見事だ!!」


観客にはお色気作戦はバレていない様子である。

これであれば、勇者の名に傷がつくこともあるまい。


こうして、第2回戦は幕を閉じたのである。


一生懸命書きました、いいね、RTをぽちっとお願いしますm( _ _ )m


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