1.魔人誕生
渾身の処女作です!
本気で書いているので、ぜひご一読ください!
完結確実
突然だが俺は今、100匹を超えるであろうスライム美少女軍団に追われている。
なぜかって?
そんなことは俺にもわからん。
俺のほうが教えてほしいくらいだ。
当然、スライムだから全員全裸だ。
童貞をこじらせた俺としては、スライム美女軍団にめちゃくちゃにされてもいいのではと思ってしまう。
いやいや、下級モンスターといえど魔物だ、殺される危険もある。
しかし、この世界の歴史上、こんな美女のスライムは存在しない。スライム娘とでも言おうか。
スライムといえば、丸くて無表情で知性のかけらもない魔物のはずだ。
美少女100人に追われるなど光栄この上ないことなのだが、こいつらはスライムだ。
普通、スライムが人間を追いかけることなどない。
むしろ逆だ。
スライムは人間を恐れ、勝手に逃げていく。
一体なにがどうなっている?
逃げ始めてどれくらいたつだろうか、そろそろ引きこもりの俺の体力も限界だ。。
そんなことを考えながら逃げていると、後ろから超スピードのスライム娘が1人飛んでくる。
瞬時に悟った。
やばい、あいつからは逃げられない。
突進されて脳天をかち割られるっ! と思い目をつぶった瞬間・・・、
ぽにゅーん・・・
・・・んん???
俺は生きているのか?
恐る恐る目を開けると、猛突進してきたスライム娘が、尻もちをついた俺に抱きついている。
高貴で清楚な雰囲気漂う、ロングヘアーのスライム娘だ。
なぜかティアラのようなものを頭につけている。
「な、なんなんだお前は!」
このカオスな状況。
俺はとりあえず話しかけた。
何から聞けばいいのかわからない。
そもそも、スライムに言語が通じるのかすらわからない。
しかし人間のような見た目だし、言葉が通じることを願う。
「いしし、捕まえました!
あなたはあたしのものです!」
スライム娘が口を開く。
言語は話せるようだ。
だが、俺の問いに耳を貸すつもりはないらしい。
よだれを垂らしながら、はあはあ言っていて様子がおかしい。
そして、何を思ったか、
そのスライム娘は突然胸元を強調させ、誘うような表情で俺を見つめる。
「お、おい!」
俺は目をそらしたいところだが、
立派でたわわな2つのゼリーについ見とれてしまう。
不覚にも俺のナニは一瞬でそそり立ってしまった・・・。
スライム娘はソレを確認するやいなや、ニッと笑い、股を広げる。
そう、この日、俺はスライムと交尾してしまったのだ・・・。
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