981
お時間が許す限り、続きをどうぞ。
登場人物は随時更新しますので、ご覧くださいませ。
『IORI達が、知らないこといっぱいあったねぇ。』
「そうかも。あんまり喋ることじゃねーって思ったし、まぁここまで来るのに必死だったよ。決まってからも必死だったし。」
「いつかきっと、俺は抜かされるな(苦笑)」
和は、ぼそっとつぶやいた。
樹達は、気がつかなかったようだが
「子供なんてそんなもんだろ?親子でもライバルはたくさんいるし、俺はフィールドが違うけれど、あいつとはライバルだと思ってるよ」
「(苦笑)そうだね。まだまだ、子供だと思ってたから。こんなことするなんて予想だにしなかったよ」
「それはうちもおんなじだな(苦笑) IORIのマイクスタンドあっただろ?二人からのプレゼントらしいよ」
「そうなの?」
「WILLが、なんかあげたくなったんだって。」
と、その時のエピソードを話した。
「伊織ちゃんも、歌上手いな。びっくりしたよ。」
「(ウィルがいるから言えねーけど)音楽のセンスは、あるみたいだからね(苦笑)でも、彼女も苦手なものはある。」
「そうなんだ」
「IORI。最後の曲めっちゃ良かった。あれは日本語で歌ったの?」
『最初は、英詞だったんだけど、2番はなんとなく日本語で歌いたいなって思ったんだ。ITSUKIと話して決めたの』
「IORIから相談があったんだ。今からやるの?って聞いたら、もう出来てた(苦笑)俺は見て、俺の目線でちょっと変えた方が良さそうなのはそう伝えた。でも、ほとんどIORIが作ったそのまんまだよ」
「俺、一応映画のストーリー知ってるけどさ。これ日本でも見れるといいな」
とスティーブ。
「ほぉ」
「たしかに、日本人ばかりが出てるからっていうのもあるけど、全編英語だし。日本人でも頑張れば海外で働けるって勇気がもらえると思う。」
「そうだね」
「逆に俺は日本でもやってみたいと思う。やっぱ、一歩踏み込むには勇気がいるけど、今なら出来そうな気がするんだ」
「やってみたらどう?そういう思いがあるなら、時間がかかってもやるべきだよね」
「そうですねぇ。でも、なかなか(苦笑)問題があって、すぐには無理かもしれないっす。」
「まずは、日本でも聴いてもらえるようにしないとな(苦笑)」
「まぁ、機会があればコラボで、まずはやってみる手はあるかな(苦笑)彼らが納得してくれればだけど。」
「そんなバンドいるんだ?」
「まぁね。」
と、誰とは言わなかった。
「WILL。この4人とは日本ではバンドは作れないんだ。やるなら、あいつらだろ?(笑)」
「俺としては、この4人ともやりたいけど無理だもんな。だから、今日やれて良かった」
『ごめんね?』
伊織も、この映画のみにするつもりだった。
が、実は監督から声はかけられていたのだった。
まずは、紘さんに相談してみようと思い、まだ誰にも伝えてはいなかった。
「謝らないで?俺は、ちゃんと見つけたんだ。一緒にいてきっと張り合えるって。今度また会えると思う。その時、話してみようと思うんだ。俺らの音楽の趣味も合うしね」
『そっか』
伊織は、なんとなく気がついた。
「(気がついたか(苦笑))」
大樹と良騎も気がついたようだったが、それについては何も触れなかった。
「さて、そろそろ帰ろうか。明日もあるんだろ?」
「明日は打ち上げだって言ってた。夕方行けば大丈夫だよ。」
「STEVE。今日は、IORIんちに行きます」
「そうなの??」
「はい(苦笑)色々あって」
「分かった。じゃぁ、今日は3人で帰るよ」
「俺は、良騎と帰ります」
「送るよ。私、飲んでないし。」
「でも・・・」
「いいよ。乗ってけ。」
【ありがとうございます】
「じゃぁ、私達は6人で帰りましょ」
それぞれ、家へ向かった。




