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Sterne【改稿&更新中】  作者: 嵯峨野 樹悠
890/1205

908

お時間が許す限り、続きをどうぞ。


登場人物はこちらから

https://ncode.syosetu.com/n9826hu/1/


読み終わりましたら、【いいね】【☆】などの評価もお願いします<(_ _)>

ようやく落ち着くと

「で?なんで、二人もここに居るの?」


『IORIの知り合いだから。連れてっていい?って聞いたじゃん』


「そうだけど、ここに来るとは思わなかった」


「??何?」


「この二人。ここに来るって知らなかったの。」


「IORIの知り合いって聞いたから、居てもおかしくないんじゃない?」

ウィルは、話そうかどうしようか迷った。


「スタッフもいないし、いいんじゃない?(笑)」

スティーブはそう言った。


「でも・・・」


『WILL。いつかは分かっちゃうよ。だったら、今ちゃんと伝えた方がいいと思うよ。』


「VIVI。ここにいる人以外は知らないことなんだけど。内緒にして欲しいんだ」


「分かった」

すると、ウィルはヴィヴィに耳打ちした。



「えっ????」

ヴィヴィは、二人の方を見ると


「黙っててごめんね」


「いえ。失礼なこと言ってなかったかな」


「大丈夫よ」


『VIVIは、SHINE STAR以外に音楽聴くの?』


「ううん。」


「なるほどね(笑)」

伊織は、ヴィヴィを部屋の隅に呼び話した。


「そうだったんだ。その気持ちはよく分かるよ」


『えっ?』



二人はみんなのところに戻ると

「今、IORIから聞きました。大丈夫です。誰にも言わないんで」


「ありがと。」


「WILLの気持ちは、痛いほどよく分かるから(苦笑)」


【えっ?】

突然、そんなことを言った。



「WILLのパパさんの後を、追ったように。私もおんなじことしたから。でも、私は自信がなかった。だから、誰にも今まで言わずにここまで来たの。」


『VIVI』


「IORI。仲良くしてくれたのに、言ってなくてごめんね。」


『大丈夫だよ。WILL達の気持ちは、実際にIORIは違うから、分かってはあげられないけど、ちゃんと理解はしてるんだ。だから言って欲しくないって思うことは、誰にも言わないよ』


「ありがと。私の場合は、両親ではなくて祖母なの」

そう言って、教えてくれた。



「教えてくれてありがとう」


「^^」


「今日は、いっぱいびっくりすることがあるねぇ」


「ほんとだ」


「VIVI?もう緊張してないね(笑)」


『ほんとだぁ』


「あんなに緊張してたのにね」


「まだ、緊張してるよ(苦笑)でも、ライブはまた来たい」


「もちろん。これからずっと誘うさ」


「あ~はいはい。うそういうことは二人の時にやってくれよ」

メンバーがそう言うと、みんなで笑った。



『WILL。明日、撮影お休みなんだって』


「そうなの?」


『今日、監督さんが言ってたよ。』


「分かった。ありがとね。」


『IORIとDAIKIとRYOKIは、仕事が入ってるから(´・ω・`)』


「ITSUKIは?」


「俺はなんにも予定が入ってない。急に休みって言われて、何しようかな~って思ってるとこ。」


「じゃぁ、俺らと遊びに行こうぜ」


「ライブは?」


「しばらくないよ。ITSUKIあんまり休みなさそうだし、色んなとこ連れてってやるよ」


「ありがとう」


「俺も行く」


「いや、お前はすることあるだろ。来んなよ?」

と、他のメンバーが言うと、ウィルとヴィヴィは照れていた。


「すまん」


「(笑)いってらっしゃい。」

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