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おかえりなさいませ。
お時間が許す限り、続きをお読みくださいね。
登場人物はこちらから
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『香帆ちゃん。ごめんね。せっかくのお休みだったのに』
「大丈夫だよ。それに、私もプレゼント買うしね」
あれから、伊織は香帆ちゃんと会う約束をした。
樹も、たまたま予定があったみたいで詮索はされなかった。
「どんなのにするの?」
『どんなのがいいのかな』
「あっちでは、どんなの買ってた?」
『えっと、その人のイメージにあうやつ。あっちって、一大イベントだから豪華だったよ』
「へぇ~そうなんだ。でもさ。気持ちだから。伊織ちゃんが出来る範囲でいいと思うよ。誰の分買うの?やっぱり樹君?」
『えっ?』
「あれ、違うの?」
『パーティーにみんな来るから』
「そっか」
『樹はね』
「うん。」
『私のKNIGHTなんだ。小さい頃からずっと守ってくれた。』
伊織は、小さい頃の話をした。
「そうだったんだ。小さい頃は王子様だったんだね。」
『でも、小さい頃の話だから、もう大人だし。本当は、樹も彼女いると思うんだ。それに私も好きな人いた時もあったし。学校が始まったらまた戻っちゃうしね。』
「なるほど。でも、思いは変わんないと思うな。」
『そうかな』
「まだまだ若いんだし。伊織ちゃんに合う人ゆっくり探したらいいと思うよ。私もそうだったから」
そうして、香帆は自分のことを話した。
『ありがと。こんなこと、誰にも相談出来る人いなかったから』
「どういたしまして。私で良ければ、いつでも相談してね?」
『うんっ』
それから、二人はプレゼントを買いに色々回った。
「沢山行ったね~」
『香帆ちゃんとまわれて良かった♪』
「そう?私も楽しかったよ。クリスマスは会えないけど。また時間出来たら二人で会おうね」
『うんっ』
伊織は、少しだけ自分の過去を話した。
少しは気を許してくれたのかなって思う香帆だった。
伊織が、誰のことが好きなのか結局分からなかったけど(苦笑)
早とちりしちゃったかな??




