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登場人物はこちらから
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5人も中に入ると
「えっ?なんでここに??」
「いつのまに??」
「これって?」
「(笑)気に入ってもらえた?」
そこには、楽器が置いてあった。
しかもそれは
++++++これ、伊織のドラムセット。なんでここにあるの?++++++
「紘さんにお願いして、送ってもらったんだよ。伊織ちゃんと大樹君と良騎君のもね」
「これは聞いてなかったな(笑)」
「なんて、言われたの?」
「志貴さんが、スタジオ作って俺らも使わせてくれるから、見てこいって(苦笑)」
「なるほど。間違ってはないね(笑)」
「でも、まさか楽器も来てると思わなかった。」
「スペアでしょう?実機は、向こうにあると思うよ」
「これ、伊織が使ってたやつ?」
そう言うと、伊織はうなづいた。
「伊織は、体もちっちゃいから、ちょっと特別仕様なんだよね(笑)」
すると伊織はセットに近づいていった。
「伊織?」
ちょっと心配だった
伊織は、懐かしそうにセットに触っていた。
「チューニングすれば、すぐに使えるようになるよ。やってみるかい?」
「伊織?」
伊織が、どう思ってるか分からなかった。
++++++やってもいい?++++++
「いいよ。どの部屋もだけど防音はされてるし。ここは、特に厳重にしてるからね。3人でやってみるといい。俺らは席外すし」
伊織は、少し考えて
++++++志貴さん達もいて?++++++
「でも・・・」
すると、伊織は大樹と良騎の方へ行き、なにか伝えているようだった。
「伊織がしたいならしよ。俺はいいよ。」
「もちろん。俺も」
「少し準備するんで、待っててもらっていいっすか?」
そう言うと、志貴達は先ほどの部屋へ行った。
「俺、いていいんっすかね」
「大樹君と良騎君にいてって言われたんじゃないの?」
「そうですけど、本来部外者だし」
「伊織ちゃん守るんでしょ?いてあげなきゃ。」
「はい」
志貴は、薄々気がついていた。
大樹から聞いたことは、本当のことじゃないと。
何かあったとは気がついたけど、詮索することではないと思ったから。




