表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Sterne【改稿&更新中】  作者: 嵯峨野 樹悠
7/1205

0006

「こんにちわ」


「いらっしゃい。今日は遅いね?」


「なんか、煮詰まっちゃってさ(苦笑)色々考えてたら、こんな時間になっちゃって。」


『こんにちわ。啓威さん。どうぞ』

そう言って、水を出した。


「ありがと」

啓威君は、まだ自分が何やってるか伊織ちゃんには伝えてないようで、彼女の前では、何事もなかったように接している。

何か大切にしてる感じ(笑)


そして、伊織は啓威にランチを出した。

「いただきます」

すると、伊織にもランチが出てきた。


『やっくん?』


「まだだったでしょ?一緒に食べたらいいよ。」


『ありがと。啓威さん。一緒にいい?』


「いいよ。ってか、いつも一緒に食べてるじゃん(苦笑)いちいち聞かなくてもいいよ。」


『うん』


「ってか。やっくん?」


『ん?あ、うん。』


「急に呼び方変わったからびっくりした。」


『今初めて、呼んだ(笑)』


「(笑)」

伊織は、さっき弥眞斗と喋ったことを啓威にも話した。


「へぇ~。なんか、来るたびに伊織ちゃんが見れていいね(笑)」


『そうかな???啓威さんも違う呼び方したい』


「いいけど、なんて呼んでくれるの?」


『ん~考えてなかった。』


「(笑)俺は、呼び捨てでも全然いいよ」


『でも・・・』


「ん?」


『すごい年下だし、まだ知り合ってそんなに間がないし。呼び捨ては』


「伊織ちゃんが良ければ、俺は呼ばれても全然嫌じゃないよ。まぁ、最終的にはそうなればいいね(笑)呼びやすい名前で呼んでくれたらいいよ」


『じゃぁ。啓威ちゃん』


「おっけ。」


「(笑)」

啓威君も、色々と気分転換になったようだ。

来た時とは、打って変わって気分良く帰っていった。



「(あれなんかいい感じじゃん?)」

休憩から戻って来た啓威の音を聞くと、さっきとは打って変わって変わっていい感じになってた。


「啓威。さっきよりもいいじゃん。なんかいいことあった?」


「ん?」


「さっきよりも、いい感じ。これならいいと思う」


「まじ?さっきは煮詰まってたから、何やっても駄目だったもんな(笑)」


「いい気分転換だったんだな。」


「そうかな。いつもんとこに行っただけなんだけど」



俺達は、昼の休憩の時だけは、個別に動くことにしてるんだ。

煮詰まったりした時に、一度冷静になるため。

冷静になれないことも多々あるけど、一人になって考えるのも必要じゃん?誰が言い出したっていうわけではないけど、いつの間にかそうなった。

だから、どこにいるかなんてお互い誰も知らなかった。


「すごい歌いやすかった」


「いいね~うまくいけばアルバムも作れそう」

俺は、社長に言われてたことを2人に伝えた。


「まじ?じゃぁ、このまま。いやこれ以上に頑張ろうぜっ」


「うんうん」


「あとはな~啓威が喧嘩しなきゃな(苦笑)」


「うっ・・・頑張る」

そう言って、また曲作りを始めた。

たくさん作品がある中、見つけてお読みいただきありがとうございます。


自己満足なストーリーになっておりますが、楽しんでもらえればうれしいです。

ストックはかなり豊富にあり、並行して書き続けております。


【ブックマーク】や【いいね】などの評価をいただけると、更新の励みになります。

是非ともよろしくお願いします<(_ _)>


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ