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二人が、家を出ると
「3人ともありがとうございました」
「いやいや。俺も楽しかったよ。なんか昔を思い出した。こういうの久しぶりだったよ。」
「また、すぐにツインでやれると思わなかったしな~」
「俺も。初めて彼女とやれて嬉しかった」
「KENTO達は、知らないの?」
「IORIたってのお願いだったんだ。」
『大ちゃん。良ちゃん。パパとママに今はやっちゃ駄目って止められてるし、こういうのやるっていったら、きっと健翔も見たいっていうと思うんだ。』
【うん】
『でも、樹だけの為にやりたい。だから、内緒にして欲しい。』
「いいよ。ついでに、紘さんや緋依絽ちゃん達にも内緒な。まぁ、ばれないと思うけど(笑)」
『ありがと』
「あの3人にもちゃんと話しておくから。伊織は何も心配しなくていいよ。どんな曲やりたいかだけ教えて?」
樹の誕生日の企画を話した時に伊織がそう言ったんだ。
その時
『大ちゃん。良ちゃん。』
「どした?」
『あのね?』
「うん?」
伊織は、言おうかどうしようか迷っていた。
きっと、二人は知ってるかもしれないと思う気持ちもあった。
「伊織?樹の何かしたいことでもあった?伊織がしたいこと全部するんだから(笑)全部言ってくれなきゃ分かんないよ?」
そう言って、大ちゃんは笑ってた。
伊織は、何も聞いてないのかな?そう思い思い切って話した。
『多分、みんな席で聞いてたと思う。あの話伊織のことなんだ』
「伊織」
『すっごく怖かった。でもすぐに、やっくん達が来てくれたから(苦笑)やっくん達には、健翔達にも誰にも言わないでってお願いしたの。ライブに集中して欲しかったから。でも、違った。健翔はもう知ってた(苦笑)』
伊織は、健翔と話した時のことを話した。
「そっか。そんなことがあったんだ。」
二人は、伊織にはもう知っていることは言わなかった。
伊織から言ってくれるのを待つと決めた。
少しでも、知ってる素振りをすれば警戒もするだろう。
自分が一番下だからと、常にアンテナを張っていることも気がついていた。
きっと、伊織自身は気がついてないと思うけどね(苦笑)
『あの時のは、自分が巻いた種だから』
「そうだとしても、みんな心配するよ?だから、一人で抱え込まないで?」
『これからは、誰かと一緒にいるよ』
「そうだな。俺らは一緒にいれるわけじゃないけど、常に伊織のこと思ってるからさ」
『ありがと』
「俺も~」
『ねぇ、この話・・・』
伊織は、知ってるか気になった。
「ん?」
『知ってた?』
「いや、今伊織から聞いて知った。」
『そっか』
ちょっとホッとした顔をした。
大樹は、伊織の頭を撫でながら
「伊織も、もう少し人を甘えるってこと覚えな(苦笑)じゃないと、俺はすごく心配。もう連れて帰りたいもん」
『(苦笑)ここにいるのも楽しいもん。まだ、帰れないかな』
「大丈夫。俺らが、こっち来るから」
『お仕事はちゃんとしないと怒られちゃうよ?』
そう言うと、伊織は笑っていた。
「じゃぁ、伊織。俺らと約束しよ?」
そう言うと、良騎と大樹は話した。
「破ったら、何かしてもらおうっと( ̄ー ̄)ニヤリ」
『え~怖いよ(´・ω・`)』
「何してもらおうかな」
『そう言えば前に、健翔達と同じことやったな~』
「何々?」
伊織は、大晦日らお正月にかけての出来事を話した。




