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「初めまして。タイミングが合わなくてライブは見れなかったけど、素晴らしいライブだったみたいだね。一度手合わせ願いたいね」
「そんな。あなたにそう言ってもらえるなんて。俺は、KENTOです。ボーカルのMASAKIとべースのKEIです。」
3人とも緊張していた(苦笑)
「もうちょっとリラックスしたら?俺も緊張しちゃうよ」
そう言って笑っていた。
『こんなに緊張してる3人初めて見た(笑)』
と、伊織は笑っていた。
『YAMATOとSHIZUKUとTAKUMIも紹介するね?』
と、アレックスを紹介した。
「大柄だし、ちょっと怖い感じだったけど、全然優しいね(笑)」
「だね~最初、私もやっぱり喋れないし、怖いなぁって思ったけど(苦笑)」
『二人が、怒ってるとこ見たことないな~』
「そうなの?」
『伊織は見たことない』
それは、きっと伊織の人柄もあるんだと思う。
3人はそう思ったけど(苦笑)言わなかった。
「伊織ちゃん。はい。」
『ありがと』
伊織は、自分の作ったデザートを持っていくと
「これは?」
『IORIが、ここで作ってるデザートだよ。ALEXの口に合うか分かんないけど』
「そうなんだ。いただきます」
と、一口食べると
「上手いじゃん。通いたいぐらい(笑)」
『(笑)相変わらずお世辞がうまいね』
「なんて言ったの?」
「ん?あぁ」
健翔は、みんなに通訳した。
『言わなくていいよ(照)』
そう言うとみんなで笑った。
「だって、伊織ちゃんが言ってくれないなら、健翔さんに聞くしかないじゃん(笑)」
「伊織ちゃん。みんなと一緒にいたら?健翔さん達の通訳するんでしょ?」
『いいの?健翔がいるから、大丈夫だと思うけど(笑)』
「健翔くんも緊張してるから(笑)」
そう言われて、伊織は健翔をみるとなんとなく悟ったのか、何も言わず、5人のところへ行った。
「やっくんが言わなかったら、行かなかったね(笑)」
「多分ね(苦笑)健翔さん達もさすがに頼めないだろうし。」
「この間は、話す気満々だったのに。やっぱ目の前にしたら緊張してるんっすね」
「そりゃ、憧れてる人が前にいるんだからね。匠彌もそうでしょ?」
「まぁそうっすね(笑)」
話に熱中しだしたのか、6人は休む間もなく話をしている。
「すごい。熱中しすぎて、周りが見えないってこういうことだね(笑)」
「だね(苦笑)悪いけど」
そういうと、雫玖は裏口から表にまわり閉店の看板を出した。
すると声をかけられて
「雫玖さん?」
「あ、智さん」
智が、連絡がないので心配になって迎えにきたらしく
「っていうわけなんです(苦笑)」
「なるほど(笑)」
「すごいですね。周りが見えなくなるほど夢中になれるって」
「雫玖さんにも、みんなにもありますよ。それに気がついてないだけかもしれませんね。」
「かなぁ?裏口からですけど、良かったらどうぞ」
「ありがとう」
「おかえり。智さん?」
雫玖は事情を話すと。
「なるほど(苦笑)」
「もう、営業時間は過ぎてるんじゃ?俺から話しましょうか?」
「いえ、大丈夫ですよ。ここだから話せてると思うし(苦笑)」
しばらく経って、ようやく健翔が時計を見た。




