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「・・・」
俺どうすれば??この場に取り残されてなんとも言えない感じになってしまった。
「(笑)そんなに緊張しなくてもいいわよ。まぁ、しょうがないかしらね(苦笑)」
「愛さんのせいじゃなくって」
「ふふっ。冗談よ。実は私も少し不安だったの。」
「俺、ついて行かなかったからっすか?」
「(苦笑)でも、有名になったんだもの。残って正解だったのよ。私はその方が嬉しいから。」
「すいません。ここで言うことじゃないけど」
と、健翔は素直な気持ちを話した。
「ありがと。その言葉をもらえたことが嬉しいわ。さぁ。みんなのとこに行ってらっしゃいな。声かけたそうにしてるわ。」
「せっかくなんで、紹介しますよ。」
と、健翔は二人を呼んだ。
「主役はあなた達なのに、ここにいていいの?(笑)」
「(笑)もう。みんな飲んでわけ分かんなくなってるぽいし、大丈夫っすよ。」
「ならいいけど、私と話してるよりみんなと話してる方がいいと思って」
「そんなことないですよ。まさか、健翔くんのご両親が来るとは思わなかったっす。俺の両親は、地元で呼びましたし。啓威君もね?」
「あぁ。」
「そうだったの」
「呼ばねーの?って聞いても、何も言わなかったし(苦笑)」
「あのなぁ。いくらなんでも、あっちから気軽に来てなんて呼べるわけねーよ。遠すぎるし、忙しいの知ってるし。」
「確かに。でもね。伊織が呼んでくれたのよ。でね?」
と、愛さんは色々話してくれたんだ。
人懐っこい人みたいで誰とでも仲良くなれるみたい(笑)
「私は、健翔君と話すことはほとんどないけど、琉さんが」
「ん?呼んだ?」
ちょうどそこを通りかかった親父が入ってきた。
「琉さんのこと話してたのよ?(笑)」
二人の会話を聞いてるとなんとも微笑ましかった。
昔から変わらねーなぁ。
この中に伊織が入ると、俺はどうしても入れなかった。
家族だとは思うんだ。
でも、俺のお袋は・・・
「仲いいっすね(笑)」
「ありがと。」
俺は、なんとなく居づらくなって大樹さん達の方へ戻った。
「・・・」
啓威は、何か気がついたようだけど、その場では何も言わなかった。




