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Sterne【改稿&更新中】  作者: 嵯峨野 樹悠
47/1205

065

『ねぇ。将くん。ちょっとだけっ。』


「ダメだよ。伊織ちゃん。まだ飲めないっしょ?」


『もう、大人だもんっ』


「飲んでみたい気持ちは分かるけど。俺、後が怖い(苦笑)」


『健翔?』


「健翔君もだけど、みんな怖そうじゃん(´・ω・`)」


『みんなばっかりずるいっ』


「ずるいって言われても・・・」


『!(たー君に言ってみよ)』

伊織は、ちょっとだけ背伸びがしたかったのか、将暉と喋ってると飲んでるのを少し頂戴って言い出した。

将暉は、あげれない理由もちゃんとあったし、何よりも今いるメンバーにばれたらと思うと怖かった(苦笑)

二人で話してるのが気になったのか、匠彌は二人のそばに行く。



「二人でこそこそしてるの?」


突然、現れた匠彌に驚いていた。

「うわっ。な、なんでもないよね?伊織ちゃん」


『たー君。お願いがあるんだけど』


「駄目だったら」

将暉は止めに入ろうとするが


「??なーに?」


『飲んでるのちょっと頂戴?』


「(苦笑)なんだ。そんなこと?」


「た、たくみ君?」


『くれるの?』


「ちょっと待ってて」


『うん』

しばらくして、戻ってきた匠彌。


「はいっ。」


『ありがと』


「・・・」


そう言って、飲んだ伊織は

『たー君?』


「ん?」


『伊織が飲みたかったのこれじゃない』


「俺が今飲んでるやつでしょ?」


『うん。』


「それ飲んでた(笑)」


『嘘つきっ』


「(笑)ほんとだよ。ちょっと飲みすぎたから、休憩してたし。それ飲んでたんだもん。だから、ちょっと飲みたいっていうから、おすそわけ。」


「ほっ」

将暉は、お酒じゃないと知ってホッとした。


「それに、伊織ちゃん。俺だったら、もらえると思ったでしょう?(笑)」


『(´・ω・`)なんで分かったの?』


「あっちにいる人達は、絶対無理って思ったから(笑)直感??」


『(´・ω・`)あぁ・・』


「伊織ちゃんの飲んでみたい気持ちも分かるけどね。でも駄目だよ。いくら俺でもあげれないし。」


『だって、みんなばっかりずるいもん』


「伊織ちゃんのこと思って言ってるんだよ。みんなも俺も。分かるよね?」


『(´・ω・`)うん』


「じゃぁ、約束しよう?」


『何?』


「伊織ちゃんが、飲めるようになったら。このメンバーで飲もう?絶対集まろう?ね?」


『分かった。約束だよ?』


「うん。約束。」


『将くんも』


「うんっ」

3人で指きりした。

たくさん作品がある中、見つけてお読みいただきありがとうございます。


自己満足なストーリーになっておりますが、楽しんでもらえればうれしいです。

ストックはかなり豊富にあり、並行して書き続けております。


【ブックマーク】や【いいね】などの評価をいただけると、更新の励みになります。

是非ともよろしくお願いします<(_ _)>


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