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ライブが終わり、志貴が4人を迎えに行くと、健翔達とは別の部屋に通した。
「しばらく、他の関係者の方がいるので。落ち着いた頃に会いましょう。」
「色々すいません。」
「健翔君を驚かすんでしょう?伊織ちゃんから聞いてますから(笑)」
「(笑)多分、ライブ中も気づいてはないと思います。」
「それにしても、スーちゃんはすごいね。健翔君達のも初めて見てすごいって思ったけど、スーちゃんの演奏にはびっくりしたよ。」
「俺もです(苦笑)俺のスタジオでもリハは見せてもらえなかったっすからね。相当練習したんじゃないかな?」
「あの子は、私が言うのも変だけど、すぐ吸収するんですよ。だから、ある程度聞けば叩けてしまうんです。私も愛も楽器は全く出来ないのにね(苦笑)」
「へぇ~持って生まれたものなのかな?健翔くんもすごい上手いもんね」
「そう言えば、樹は一緒じゃなかったんですか?」
「俺らとは別行動してたな」
「スーがよく見えるとこで見るって言ってたわ(笑)」
【(笑)】
「健翔くんのいる楽屋へは行かないって聞いてるんだけど。多分、スティーブさんとこに行くんじゃないかしら?」
「そうですか。まぁ、後で合流しますから。」
関係者や有名な方がたくさん入れ替り立ち替り楽屋に来た。
さすがに、ライブ後たくさん来られると嬉しい反面疲れてきた(苦笑)
「ようやく、波が途切れた・・・」
「だな(苦笑)」
「でも、沢山の方が見に来てくれてたってことですもんね」
「だね。」
「あの最後に志貴さんから、会わせたい人がいると聞いてまして。お連れしてもいいですか?」
「誰っすか?」
「教えてはもらえなくて」
「志貴さんが言うなら(苦笑)いいっすよ。呼んでもらえます?」
スタッフさんを困らせるわけにもいかないのでそう言った。
「誰なんだろう??」
「志貴さんいいっすか?」
「もう、行っても大丈夫そう?」
「はい。健翔さんに誰って聞かれたんっすけど、何も言えなくて」
「悪いね(苦笑)大丈夫。俺が責任取るからさ。もう持ち場へ戻ってもいいよ。」
スタッフを返すと
「そろそろ行きましょう」
「ちょっと呼ばれてるんで」
と、楽屋から出ていってしまった。
もちろん、マネージャーもグル(笑)
志貴から、言われていてマネージャーも楽屋から出ていったんだ。
しばらくすると、扉が叩かれて開いた。
「あ、志貴さん。」
「お疲れ様。無事終わったね」
「はい。色々ありがとうございました。」
「今日は、俺だけじゃなくて一緒にある人達にも来てもらったんだ」
そう言うと、入ってもらった。
その姿を見て健翔は固まっていた。




