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「お疲れ様」
「DAIKI達も、ほんと色々ありがと。」
「俺達、2階から見てたけど凄かったよ。最初のスーの絡みでどうなるかと思ったけど」
「5人でリハしたあたりから、空気が変わったんだ。スーの緊張も少し溶けたんじゃないかな。きっと、すごく不安だったんだろう」
部屋に戻ると
「やっぱり、こうなっちゃったか。さっきは、よくもってたな。」
スティーブは、楽屋での話をしてくれたんだ。
「KEIが」
スティーブは話そうかどうしようか悩んだけど、スーが居ないからこそ話せるのかもと思い話した。
「KEIが、スーの演奏を見て、DunkelheitのEngelに似てるって」
【えっ?】
「似てると思っただけらしいけどね。確信は持ってないと思う。」
「スーはなんて?」
スティーブは、スーがどう切り返したか話した。
「STIVE。お疲れ様。身体は大丈夫か?」
「あぁ。こんなに楽しいライブは久しぶりだったよ。俺自身納得いかない部分もあったけど」
「ぱっと見は、誰もそんなことは思わないからね(笑)無理してなきゃいいよ。叩けなくなったら困るから」
「スーと約束してたからね。お互いに無理をして故障はしないって。本当にやらせてくれてありがとう」
と、4人に頭を下げた。
「STIVE。顔上げてよ。俺らは見てたけど、本当に楽しそうにやってた。KENTO達も、STIEVEも。それに何よりも、STEPHANIEも楽しんでるのが見れたんだ。嬉しかったよ」
スティーブのケアをしながら話していた。
『んっ』
「スーちゃん?目が覚めた?」
『あれ。ここどこ?』
「STIVEの楽屋だよ。戻ってきたの。憶えてない?」
『う、うん』
「俺がおぶって戻ってくる途中で、寝ちゃったんだよ(笑)起きて大丈夫?」
『まだ、ふわふわしてるけど』
「もうすぐ、樹も来るし、それまでゆっくりしてろよ。」
『でも、そろそろ戻りたい(´・ω・`)』
「そうだね。戻ろっか」
「スーも可愛いのに」
『もう終わったもん。もう、スーは誰にも会わないよ(苦笑)明日帰るって言ったから』
「スーお疲れ様。ありがとな。もう戻っていいよ」
『STIVE。誘ってくれてありがと。KENTO達と一緒にやれて楽しかった。Engelに似てるって言われた時は驚いちゃったけど、大丈夫かなぁ?』
「あぁ。機転聞かせて話してたから大丈夫だよ。」
『良かった。KENTOは知ってるけど。まだ、あの二人にはばれたくなかったんだ(苦笑)』
「大丈夫。」
『あのね?』
と、みんなにこれからのスーを話した。
「そこまで考えてたの?」
『何となくだけど。でも、スーとEngelは別だって分かってもらえたぽいし。みんなともう会わないから。普通の人に戻るんだ。だから、もうKENTO達の前にも出ないから』
「俺が、彼らと一緒にやらない限り、会うこともその娘のこと話すこともないだろうから。」
『KENTOには、IORIが話すと思うよ(笑)』
「スーちゃん。歩ける?」
『うん。』
そう言うと、二人で隣の部屋へ行った。
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