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Sterne【改稿&更新中】  作者: 嵯峨野 樹悠
448/1205

466

お時間が許す限り、続きをどうぞ。


登場人物はこちらから

https://ncode.syosetu.com/n9826hu/1/


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翌日

「伊織。ちょっとおいで?」


『パパ?』

朝、パパに呼ばれて話をしていた。


「昨日ね。大樹君と良騎君が言ってたよ。今日は思い切り楽しんで欲しいって」


『そうなんだ。ステージ立てるの?』


「詳しいことは聞いてない。今日行ったら教えてくれるんじゃないかな?」


『分かった。パパ?』


「ん?」


『怒ってる?』


「なんで?」


『みんなの言うことちゃんと守ってないから(苦笑)』


「分かってるんだろ?」


『うん』


「ちゃんと分かってるなら、俺は何も言わないよ。だけど、無理して故障してからじゃ遅いんだからな?今日は、パパ達も後ろから見てるからね。楽しみだよ。久しぶりに見れるし。初めて、健翔の演奏も見るし」


『伊織も楽しみ♪』


「まさか、一緒にやるとはな(笑)パパもママも嬉しいよ」


『ふふっ。怖いのと楽しみが入り交じってるんだけど。でも、健翔の初ライブは成功して欲しいから頑張るね♪』

2~3つ、パパと約束してママにメイクしてもらい行った。


「やっぱり、パパさんの言うことは守るんっすね(苦笑)」


「みんながどんなに言っても無茶するのに(苦笑)」


「二人とも悪いね(笑)まぁ、俺の言うことも聞くか分かんないけどね?」


「やっぱり、親の言うことは絶対って思えるから、守るんじゃないっすか?」

メイクが終わって、現れると今日はまた違う感じになっていた。


「何か子供っぽい(笑)」


『言われると思った(´・ω・`)』


「いつも大人っぽい感じにしてるからね(苦笑)たまには正反対もいいかなって。その方がばれないわよ」


そんなに昨日と一昨日と変わってはいないのに、幼く見えた(笑)

「いっそのことさ、年齢下げて弾けてみたら?」


『どれぐらい?』


「そうだな。この感じなら、15歳で行けそう(苦笑)」


『いいよ』


「まじ?怒るかと思った(笑)」


『(笑)』


「さて、そろそろ行こっか。スー」


「呼び方も変わるんっすね(笑)」


「長いしね」

二人は、みんなの待つホテルへ行った。


「やっぱり、入れないなぁ(苦笑)」

見送った後、その場から動けない樹だった。

結局、本当に見守ってることぐらいしか出来ていないんだと、痛感させられた樹だった。

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