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次の日、体力は回復したらしく良騎が来る頃には、一人で歩けるようにはなっていた。
「若いってすごいね(笑)」
『RYOKI。みんなに言っちゃうの?』
「STEPHANIE。あんなことが出来るのは、すごいと思うよ。そう簡単には出来るもんじゃないし、STIVEだから出来るんだと思う。でも・・・。」
良騎は、あくまでも自分の考えだということで話した。
『サポートは、STIVEなんだよ?私じゃない。』
ステファニーも頑固だった(苦笑)
あぁ、忘れてたよ(´・ω・`)
「分かったよ(苦笑)でも、明日は違うだろ?だから、約束して?」
『ん?』
「明日は、ちゃんと自分の演奏しよ?昨日と今日のことは、KENTOは知らない。」
『うん』
「これは、STEPHANIEの為でもあるんだよ。なっ?」
『分かった。』
「ありがとっ。」
そうして、二人で指きりしたんだ。
きっと、こんな約束も気休めかもしれない。
だけど、ちゃんとステファニーとして、演奏して欲しいんだ。
「すいません。折角の時間を」
「いいよ。ここでしか話せないことだろ?(笑)」
「はい(苦笑)」
俺は、少々落ち込んでるステファニーのそばに行った。
「STEPHANIE?これからも続けるんだろ?」
『ん?』
樹とステファニーは小声で話していた。
「なっ?みんなも心配してるんだ。もっと、自分をいたわれよ(苦笑)」
『うん』
「俺は、まだ見に行けないけど。楽しみにしてる。STEPHANIE見に行くし(笑)」
『えっ?』
「この間のお返し(笑)」
そう、樹が初めて出た舞台に見てくれた時に、伊織が言った言葉、樹はめちゃくちゃ嬉しかった。
あの時、今の伊織じゃなかったとしても、伊織には違いないから。
この間も見せてはくれたけど、今回はきっともっと凄いのを見せてくれると思うんだ。
健翔ゃんには悪いけど、あれを聞いてからはステファニーを見に行くんだって決めてた。
『分かった』
「そろそろ、行こう?」
良騎は、少しステファニーが元気になったことに気がついた。
「(やっぱり、俺じゃダメか?)」
『うん。RYOKI行こ?』
【行ってらっしゃい】
二人は、見送られてホテルへ向かった。




