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Sterne【改稿&更新中】  作者: 嵯峨野 樹悠
437/1205

455

お時間が許す限り、続きをどうぞ。


登場人物はこちらから

https://ncode.syosetu.com/n9826hu/1/


読み終わりましたら、【いいね】【☆】などの評価もお願いします<(_ _)>

『律さんは、いつぶり?』


「引越ししてからだから、ずっと会ってないわね。和さんは、パパさんと喋ったって言ってたけど」


『伊織もこっち来てから、一度も会ってないんだ。話とかはしたけど』


「そうなんだ(笑)でも、嬉しいでしょ?」


『いつも忙しいし、こうやって来てくれるのはすごく嬉しい』


「俺、居なくても良かったんじゃね?(苦笑)」

二人が話してると、間に入れなかった(笑)


「駄目よ。こんなに大きくなりましたって言わなきゃ(笑)」


「いつでも会えるじゃん。しばらくいるんでしょ?」


『伊織が会って欲しいの』


伊織がお願いすると何も言えなくなるのか

「しょうがないなぁ」


「(笑)」


『あ、着いたみたい。』

入国手続きをして、ようやく出てきた二人。



『パパ、ママ』


「久しぶり。」


「伊織ちゃん。迎えにきてくれてありがとう」


『パパ、ママ。律さんが一緒に来てくれたよ』


「久しぶり。二人とも変わらないね(笑)ここで話するのもなんだし、うちに帰りましょ。和さんも帰ってくるし」


「やっぱり、居なくてもいいじゃん(苦笑)」

と、ひとり取り残された樹。


「樹君?」


「あ、はい。お久しぶりです」


「かっこよくなったね。昔の面影ないかなって思ったけどあるし(笑)色々ありがとね。」


「いえ(照)」


『あれ~樹、顔が赤いよ?どしたの?』


「な、何でもねーよ。いくぞっ。」

と、樹は一人で行ってしまった。


『ちょっと、待ってよ~』

伊織は、後ろを追っかけていった。


「昔のまんまね(笑)」



「いらっしゃい。待ってたよ。」


『和さん。帰ってたの?』


「そりゃ、久しぶりに帰ってくるって聞いたら、居ても経ってもられなくて(笑)」


『伊織も、すごい嬉しい♪』

伊織は、終始ニコニコしていた。

明日のことなんて微塵も見せずに。


「いつまでこっちに?」


「ずっと、長い休み取ってなかったしね。2週間ぐらいはこっちにいようと思って。」


『そうなの?』


「あぁ。」


「何?伊織聞いてなかったんだ?」


『そんなに長く居られないかな~って言ってたから。』


「久しぶりに家族で過ごしたいもの。健翔君は忙しいのかしら?」


『どうかな?ライブが終わったら、少し休みがあるって言ってたと思うけど』


「ん?健翔君には来るって言ってないの?」


『きっと来れないって思ってるから、健翔からは来て欲しいって言ってなかったみたい。やっぱり、最初って1回しかないし、見て欲しかったんだ。でね、驚かせてあげようと思って。終わってから会わせるんだ』


「そう。じゃぁ、俺らと見る?」


「そうだね。伊織は、一緒には見ないだろ?」


『(笑)うん。ごめんなさい』


「伊織が決めたなら、俺らは何も言わない。でも、悔いのないように頑張りなさい」


『ありがと。』


「伊織?あの話」


『今回のことは、伊織からちゃんと言ったよ。パパもママも全部知ってる。』


「樹君には、色々助けてもらってたみたいで、ほんとありがとね。」


「俺は何も・・・」



久しぶりに会ったから、気が付けば夜も更けていた。

「伊織?早く休んだ方がいいんじゃねーの?」


『うん』


「(笑)明日は、大樹君と良騎君が迎えに来てくれるんだろ?」


『それまでは時間があるよ。お昼ぐらいかな?』


「分かった。お休み」


『おやすみなさい』

樹も一緒に部屋に戻っていった。


『樹もみんなと居たらいいのに(苦笑)』


「今日は、もう疲れたからな。」


『舞台の練習忙しいんだね。ごめんね?誘って』


「いいよ。付いてっただけだし。でも、良かったな。帰ってきてくれて」


『うん』

少し話して、俺らはそれぞれの部屋に行った。

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