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スティーブと合流する前での間、俺らはひたすら練習するだけだった。
とはいっても、ずっとライブをしてきて最終調整ぐらいしかすることがなかった。
後は、スティーブと合流してどう調整するかだけだったんだ。
「なんで、一緒に出来ないんだろうな。折角なら、ずっと一緒にやりたいよなぁ。」
「ですよね」
「俺も(苦笑)」
それは本心から出たことだった。
それが出来ない理由も知っていたから、何も言えなかった。
リハの間にも仕事は入ってくるわけで、実際には会いに行く時間はなかった。
誰が参加するかは、当日までシークレットにされていた。
ドラマーが、参加出来なくなってしまったことは、やはりメディアに報道されてしまった。
事務所は、その対応に追われてはいたが、既に代役を決めていたから、慌てふためることもなく淡々とこなしていた。
「そうだ。打ち上げとは別にさ。樹の誕生日がもうすぐなんだ。その時、またみんなで会おうって、大樹さん達からメールがあったよ」
「そう言えば、あれから彼らにも会ってないですね」
「そうなんだ。やっと、一緒に酒飲めるんだな~楽しみ」
「彼らの話だと、樹のご両親も呼ぶって。スティーブもいるって言ってた。」
「凄いな(笑)ライブも成功させて、その流れで行こうぜっ」




