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Sterne【改稿&更新中】  作者: 嵯峨野 樹悠
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433

お時間が許す限り、続きをどうぞ。


登場人物はこちらから

https://ncode.syosetu.com/n9826hu/1/


読み終わりましたら、【いいね】【☆】などの評価もお願いします<(_ _)>

その日の晩、俺はみんなが帰った後、事務所で彼と話したんだ。

「SHIKIから、聞きました」


「早いね。でも、ALEXと俺が出来ることは何でもする。だから、SHIKIにあの時伝えたんだ。」


「でも、あなたは・・・すいません」


「気にするな。もちろん、俺はこんな状態だ。最高の状態で叩けるとは思ってない。だから、一つだけ条件がある。KENTOは反対すると思うけど」

と、その条件を伝えた。


「・・・」


「ごめん。でも、俺はやりたい。」


「もう、伝えたんですか?」


「何も話してないよ。KENTOに許可もらってからにしようと思ってたからね。どんな状況でも、頼まれれば断れないことも知ってる。そういう娘だから。もちろん、メインは俺。Engelは補助的にお願いするだけだから。」


「少し、時間もらってもいっスか?」


「あぁ。どんな結果だとしても。一人でもやらせてもらおうとは思ってるから。そこは心配しないで?」

しばらく、やり取りして話は終わった。


俺は、しばらくその場から離れることは出来なかった。

どれぐらい時間が経っただろうか。

帰ってこない健翔を心配して、電話が掛かってきた。


「はい」

ディスプレイを見ずに出てしまったから、声を聞くまで気がつかなかった。


『健翔?どこにいるの?』


「伊織?」


『もう日が変わっちゃったよ?帰ってくるの?』


「えっ?ほんとだ。今から帰るよ。先に寝てな。」


『分かった。気を付けてね?』


「ぉぅ。」

それから、しばらく考え込んでしまった。

どんなに考えても、健翔の答えはひとつしか出てこなかった。

最良の答えかどうかも分からなかった。

そして、俺は電波を飛ばした。

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