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Sterne【改稿&更新中】  作者: 嵯峨野 樹悠
408/1205

426

お時間が許す限り、続きをどうぞ。


登場人物はこちらから

https://ncode.syosetu.com/n9826hu/1/


読み終わりましたら、【いいね】【☆】などの評価もお願いします<(_ _)>

3人がホテルに戻って話していた頃、誰にも見られてないと思っていたのに、どうやらファンの人が気がついてみていたのか、スタッフの人に伝わっていた。

「っていうことがあったらしくて」


「分かりました。ありがとうございます。」

マネージャーは、そのことをメンバーに伝えると3人は激怒していた。


「連れの人がすぐ来たみたいで、大事には至らなかったようなんだけど」


「それでも。俺らのライブで、そういうのがあったこと自体が問題だよ」


「今まで付いてくれてたファンは、そうじゃなかったのに」


「その人が、もう来てくれなくなったら悲しいっす」


「教えてくれた人も、そこに居た人達の顔までは分からなかったって。HPに載せるか?」


「それはちょっと待って。その人をより傷つけかねないと思うし。」


「そうだな」

打合せするということで話は終わった。


「そうだ。今日、弥眞斗さんと雫玖さん来てたみたいっす」

と将暉。


【えっ?】


「ちらっとだけど、姿が見えたし」


「そう言えば、頑張ってチケット取るって言ってたっけ。取れなかったら言ってって伝えたんだけど。今日のが取れてたんだ。」


「カフェの休みで来れそうなのって、今日ぐらいだもんな。あとで、メールしとこ」



伊織は、落ち着いてるように見えたけど寝てしまった。

弥眞斗と雫玖は、二人で話していた。

「言い訳にしかならないんだろうけど、あんなに人が入り乱れると思わなかったよ。」


「私も。」

二人で話していると、電話が掛かってきた。


「えっ?なんで?」

とりあえず出てみた。


「はい。」


「こんばんわ。今、いいっすか?」


「えぇ。」


「将暉が、見かけたって聞いたから」


弥眞斗は、言おうかどうしようか迷って今はやめておいた。

「はい(笑)行ってましたよ。後ろの方で見てたし、気づかれないと思ったのに(苦笑)」


「言ってくれれば、楽屋に呼んだのに(苦笑)」


「いやいや」


「あ、ごめん。そろそろ行かなきゃ。今度カフェに行った時にでも」


「はい」


「誰だったの?」


「健翔君。将暉君が、俺ら来てるの見つけたって。楽屋に来てくれればよかったのにって(苦笑)」


「結構、後ろにいたのにね。」


「でも、伊織ちゃんのことは言わなかったから、気がつかなかったのかもしれない。良かったのか悪かったのか」


「そだね」


「雫玖。伊織ちゃんには止められたけど、健翔君に話すよ。何も知らないより、やっぱり健翔君だけは、伝えておいた方がいいと思うし。」


「そうだね。私も」


「いや、俺だけで話すよ。もちろん、雫玖がいたことも、もう知られてるから同じ気持ちだって話す。」


「分かった。明日の夜にでも会った方がいいかな。」


「だね。連絡してみるよ。」


「じゃぁ、また明日ね。おやすみ」

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